「九州から全国に広がるファミリーホテルチェーン」がキャッチフレーズで、九州をメインに西日本に数多く出店するAZ HOTEL。全国展開を図りながら、外観に「朝食付き4800円」を掲げ、しかも通年同一料金という高コスパのビジネスホテルです。ついに2025年6月1日(日)、ついに朝食付き5800円に値上げされます。
朝食ブッフェは無料で提供というスタイル

外観にドーンと「朝食付き4800円」という表示を掲げているため、SNSやブログで「値上げできないホテル」と称され、数多くの宿泊体験記が投稿されています。
多くのホテルが、需要と供給のバランスで宿泊料金を決める「ダイナミックプライシング」を採用しているため、同一ホテルの同一ルームであっても、安い日と高い日の料金差が数倍なんてことも生じてしまうのです。
しかも最近では都心の有名ホテルが料金に関する談合をしていたことも発覚、横並びで高価格を維持していたという実態も明らかになっています。
そんなホテル業界、しかも旅行エージェントの影響力が強いホテル業界で、通年同一料金、朝食サービスを掲げるAZ HOTELは、異端児ながら、庶民の味方。
実は、ルーツは、別府駅前に銅像が立つ、別府観光の恩人・油屋熊八が営んだ「亀の井旅館」(明治44年10月創業)。
大正13年11月に亀の井ホテルを創業、平成6年にジョイフルの子会社化され、平成25年3月に株式会社アメイズに社名変更し、平成25年6月にオープンしたのがAZ HOTEL1号店の「福岡糸島店」です。
関東方面では、九州などの出張が多い人でもなければ、まだまだあまり知られていないホテルチェーンですが、九州を中心に全国87店舗、1万2115室を運営しています。
東日本には、山梨甲府南IC店、長野佐久IC店があるのみで、関西以西に多くは存在しています。
1号店の「福岡糸島店」は、今もフラッグシップ的な存在で、なんと990円で味わうことのできる夕食ブッフェも好評です(一部のAZ HOTELで夕食ブッフェを実施)。
壁厚などの防音性能などはシティホテルに比べると見劣りしますが、1000円アップでも朝食付き5800円は大いに魅力的。
客室のレイアウトなどもほぼ同一なので、失敗はありません。
シングルルームで12平米〜13平米、ツインルームも16平米ほどあるので、シティホテルなどに比べると少し見劣りしますが、清潔で快適と好評、コスパの高さがよくわかります。

「コスパ最高」と話題のAZ HOTELチェーンが、朝食付き5800円に値上げ! | |
関連HP | AZ HOTELチェーン公式ホームページ |
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