世界の客船の中で、最も有名なのがキュナード・ラインの「クイーン・エリザベス」(RMS Queen Elizabeth)でしょう。その3代目となる「クイーン・エリザベス」(MS Queen Elizabeth)が、東京国際クルーズターミナルに2024年5月14日(火)、5月24日(金)に入港します。
「クイーン・エリザベス」を間近に眺める絶好の機会
イギリス女王エリザベス2世に命名され2010年にデビューした「クイーン・エリザベス」(MS Queen Elizabeth)はこの名を受け継ぐ3代目の客船。
初代の「クイーン・エリザベス」(RMS Queen Elizabeth)は、1940年3月3日に処女航海し、第二次世界大戦中にはイギリス軍に徴用され、植民地への兵員輸送に使われています。
戦後は旅客船として北大西洋航路に就航、今も客船の代名詞的な存在となっているのです。
その優美な姿、伝統を受け継ぐのが、今回東京港に入港する「クイーン・エリザベス」(MS Queen Elizabeth)です。
イギリス王室と深い縁があり、グランド・ロビーには第2代スノードン伯爵による初代クイーン・エリザベスをモチーフにした寄木細工が、また、船内には女王の肖像画も飾られています。
またイギリスの階級社会を象徴するようにプリンセススイートの客室利用者のみ利用できる「プリンセス・グリル」、グリルクラスの「クイーンズ・グリル」、海側バルコニー、海側、内側キャビン専用のダイニング「ブリタニア・クラブ」とダイニングごとに料理や雰囲気が異なるのも大きな特徴です。
カジュアルにもフォーマルにも対応し、古き良き船旅の優雅さ、ロマンを今に伝えています。
5月14日(火)5:00の東京港入港は、『ビッグバンドボール 初夏の九州と韓国』(10日間)の帰港、5月14日(火)19:00の出港は、『初夏の九州と済州島・台北クルーズ』(11日間)の出港。
5月24日(金)5:30の入港は『初夏の九州と済州島・台北クルーズ』(11日間)の帰港、5月24日(金)19:00の出港は、『日本周遊~太平洋横断~アラスカ』(29日間)での出港で、いずれも日本周遊での寄港となります。
「クイーン・エリザベス」(MS Queen Elizabeth)概要
■就航:2010年10月12日(処女航海)
■船籍:英国領バミューダ(Bermuda)
■運航会社:キュナード・ライン(Cunard Line)
■総トン数:9万900トン
■全長:294.00m
■全幅:32.30m
■乗客定員:2081名
■巡航速力:21.7ノット(最高23.7ノット)
クイーン・エリザベスが東京港にやってくる! | |
開催日時 | 2024年5月14日(火)、5月24日(金) |
所在地 | 東京都江東区青海2-8 |
場所 | 東京国際クルーズターミナル |
関連HP | クイーン・エリザベス公式ホームページ |
電車・バスで | ゆりかもめ東京国際クルーズターミナル駅から徒歩10分 |
ドライブで | 首都高速道路湾岸線有明ICから約4km |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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