長瀞町の宝登山山麓にあるのが宝登山神社(寳登山神社/ほどさんじんじゃ)。秩父神社、三峯神社とともに秩父三社の一社で、宝登山山頂(宝登山ロープウェイ宝登山頂駅から徒歩5分)には奥宮が鎮座しています。社伝では第12代景行天皇の御代(2世紀の初め)に創建という古社で、火災盗難除け・諸難除けの守護神として尊崇されています。
神仏習合の姿を今に伝える霊験あらたかなる古社
主祭神は神日本磐余彦尊(かんやまといわれひこのみこと=神武天皇)。
さらに、大山祗神(おおやまづみのかみ)、火産霊神(ほむすびのかみ)など。
1113(永久元)年、真言宗智山派の玉泉寺が別当寺として境内に開かれ、以降、寶登山大権現として神仏習合の地として大いに栄えました。
現存する社殿は、神仏分離、廃仏毀釈の名荒波の中、別当寺・玉泉寺住職・榮乗が心血を注いで再建し、明治7年に完成したもの。
榮乗は明治初年に還俗して神主の資格をとり、寳登山神社の初代神主となっています。
本殿の背後には、日本武尊が身を清めて宝登山に参拝したという伝説の「みそぎの泉」も湧いています。
拝殿の両側にある、二十四孝の彫刻は、川原明戸村(現在の熊谷市大麻生)の彫刻師・飯田岩次郎の作で、一見の価値があります。
日本武尊が神霊を祀った宝登山山頂には奥宮(おくみや)が鎮座しています。
初春にはロウバイが実に見事!
奥宮近くの宝登山頂の園地には宝登山蝋梅園(ほどさんろうばいえん)があり、800株(3000本)のという関東一の規模で、ロウバイが咲き誇ります。
例年の見頃は、12月下旬から2月下旬。
また、初春には梅とのコラボも楽しめます。
例年の見頃は、12月下旬から2月下旬。
また、初春には梅とのコラボも楽しめます。
宝登山神社 | |
名称 | 宝登山神社/ほどさんじんじゃ |
所在地 | 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828 |
関連HP | 宝登山神社公式ホームページ |
電車・バスで | 秩父鉄道長瀞駅から徒歩10分 |
ドライブで | 関越自動車道花園ICから約18km |
駐車場 | 50台/無料、宝登山麓駐車場(320台/有料) |
問い合わせ | 宝登山神社 TEL:0494-66-0084/FAX:0494-66-1860 |
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