行田市の埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)にある全長73mの前方後円墳が瓦塚古墳。ビジターセンターとなっている「さきたま史跡の博物館」にもっとも近い古墳が、この瓦塚古墳です。埼玉古墳群の特徴である、長方形で二重の周濠(しゅうぼり)が巡り、前方部の西側には造出(つくりだ)しがあり、6世紀前半の築造と推定されています。
往時には多くの種類の埴輪が並んでいた!
瓦塚古墳の名は、明治の初め、近くに瓦工が住んでいたことから。
発掘調査から、墳丘や中堤(ちゅうてい)には円筒埴輪(えんとうはにわ)にとどまらず、全国的にも珍しい円柱状の太い柱を表現した家形埴輪、水鳥の形(白鳥)、琴を弾く男性、首飾りを付けた女性、盾(たて)を持つ男性、馬を引く男性という人物埴輪も含め、多くの種類の埴輪が並べられていたことが判明しています。
瓦塚古墳 | |
名称 | 瓦塚古墳/かわらづかこふん Kawarazuka Burial Mound |
所在地 | 埼玉県行田市埼玉 |
関連HP | 行田市ホームページ 埼玉県立さきたま史跡の博物館 |
電車・バスで | JR吹上駅から朝日バス佐間経由行田車庫行きで15分、産業道路下車、徒歩15分。JR北鴻巣駅からさきたま緑道を徒歩1時間 |
ドライブで | 東北自動車道羽生ICから約14km |
駐車場 | さきたま古墳公園駐車場(295台/無料) |
問い合わせ | 行田市観光協会 TEL:048-556-1111/FAX:048-553-5063 埼玉県立さきたま史跡の博物館 TEL:048-559-1111 |
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