大崎駅〜新宿駅〜池袋駅〜赤羽駅〜武蔵浦和駅〜大宮駅を結ぶのが埼京線。川越線、臨海副都心線や、相鉄線に直通乗り入れをする運行系統です。もともとは東北・上越新幹線の建設工事の際に、沿線自治体との協議で誕生した「通勤新線」がベース。1985年9月30日に池袋駅〜大宮駅で運転が開始されています。
2026年2月28日までラッピング電車を運転
「通勤新線」として開業した赤羽駅〜大宮駅は、東北本線の支線扱い、池袋駅〜赤羽駅は、山手線をルーツとする赤羽線、そして大崎駅〜池袋駅は山手線の支線なので、路線名としての埼京線は存在せず、あくまで運用上の名称ということになります(詳しくは、実は埼京線は存在しない!?参照)。
そんな埼京線は、文字通り、「埼」玉と東「京」を結ぶ線(新都心と都心を直結)、という意味です。
当初は山手線カラー(黄緑6号)の103系が走っていましたが、1989年7月〜1990年12月に103系を205系に置き換え、その時に緑15号に変更。
2013年6月にはE233系7000番台が登場、カラーリングは緑15号です。
40周年記念ラッピング電車は2025年9月30日(火)~2026年2月28日(土)に運転。
埼京線・川越線を走るE233系7000番台38編成中の1編成に、JR東日本社員がデザインした「埼京線開業40周年記念ラッピング」を施し、ヘッドマークを付けて走行するもの。
開業時に走った103系をイメージした山手線カラー(黄緑6号)のラッピングを1号車・10号車の運転
台付近に施しています。
車両運用の都合で走行しない日もあり、しかも相互乗り入れのりんかい線や、相鉄の車両の場合もあるということもあって、よほど運がよくないと出会うことはありませんが、SNSではすでに大きな話題となっています。
埼京線開業40周年、記念ラッピング電車運転中 | |
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