西武池袋線・秩父線から西武を象徴する2000系が引退!

西武鉄道は2025年10月2日(木)、池袋線・豊島線・狭山線・西武秩父線で運転している茶色に塗装された2000系電車「西武鉄道創立110周年記念トレイン」の定期運行を10月15日(水)に終了すると発表。これにより、池袋線系統では野球開催日の臨時列車などを除き、2000系の運行が終了することになります。

「黄色い電車」の2000系はすでに姿を消している

池袋線に最後まで残った2000系「西武鉄道創立110周年記念トレイン」

西武鉄道が「長きにわたり西武鉄道の象徴的な車両として活躍してきた2000系車両」というように、2000系は「西武鉄道といえば、黄色い電車」というイメージを形成してきた電車です。

西武2000系電車は、昭和52年に登場した通勤電車。
西武新宿線の乗降時分を短縮できる4扉車として登場、前面はパノラミックウィンドウに非常用貫通扉を組み合わせたスタイルです。
昭和63年に新2000系が投入され、池袋線系統で運転されたのは、この新2000系。
池袋線での運用は、平成2年1月に始まり、「黄色い電車」として親しまれてきました。

「西武鉄道創立110周年記念トレイン」は、西武鉄道創立110周年を記念し、令和5年1月24日から西武鉄道の前身である武蔵野鉄道を代表する車両「デハ5560形」をモデルカラーとして2069編成を塗色変更し、池袋線系統で運行してきたもの。

池袋線では、9月8日(月)に「黄色い電車」2071編成が池袋線から新宿線に転属し、「黄色い電車」の定期運用が終了、残された2000系も茶色の「西武鉄道創立110周年記念トレイン」のみとなっていましたが、その運用の終了で、ついに定期運転から姿を消すことになります。

「西武鉄道創立110周年記念トレイン」は新宿線に転属し、今後は新宿線で目にすることに。

西武池袋線・秩父線から西武を象徴する2000系が引退!
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