名古屋人が仙台市街に行くと、「名古屋に似ている」と思うことがあるのだとか。その大きな要因が、名鉄スカーレット色のバスが走っていること。名鉄バス、名鉄電車のカラーリングは、これまで名鉄スカーレットと称される鮮やかな赤色。その名鉄カラーが施されたバスが、仙台市内を走っているのです。
宮城交通(ミヤコーグループ)は名鉄グループ

名鉄スカーレットの始まりは、昭和36年6月1日に運用が始まった7000系「パノラマカー」。
後に名鉄バスもこの名鉄スカーレットとなり、名鉄のシンボルカラーとなったのです。
かつて網走バスも昭和37年〜平成24年4月2日までは名鉄と資本提携があり、名鉄スカーレットの帯のバスが走っていた関係で、往時のバスは名鉄カラーになっています。
同様に仙台市を走る宮城交通(ミヤコーグループ)は名鉄グループの一員。
名鉄バスそっくりのカラーリングのバスが仙台市内を走っているのです。
逆に、仙台市の人は、なぜ赤いバスが市内を走るのか、その理由を知らない人が大半。
昭和50年に名鉄が経営参加しているので、仙台の名鉄カラーにも長い歴史があります。
名古屋〜仙台を結ぶ高速バス「青葉号」は、名鉄バス、宮城交通の共同運行ですが、こちらは古銭バストは異なり、赤い色ではありません。

| 仙台は名鉄カラーが席巻!? なぜ仙台を走る名鉄スカーレット色のバス | |
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