新幹線グリーン車や、一部の特急グリーン車などにあるフットレストですが、「思っていたのと反対だった」などという声がSNSに上がり、話題になっています。過去にもフットレストの使い方は各所で取り上げられていますが、なぜかまだ間違った使い方をする人が多いのが現状です。
カーペットと同じ柄、座席シートと同柄の2面ある!
新幹線グリーン車のフットレストは、クルリと回転する仕様で、通常、始発駅ではフロアの絨毯と同じ色、模様の面が表を向いています。
実は新幹線でグリーン車に乗っても、フットレストの使用方法はどこにも記されていません。
それは常識で考えればわかるはずということで、あえて表示がないわけですが、子育て世代のファミリーが混雑を避けての利用や、「ぷらっとこだま」などのお得なきっぷでの利用で、普段は新幹線でグリーン車を使わない人の利用、さらにはインバウンドでの外国人ツーリストも増加することで、間違った利用方法も増えてきたのです。
JR東海によれば、「床のカーペットと同じ面、座席シートと同じ面の2面あり、床のカーペットと同じ面は靴を履いた状態での使用、その反対側は靴を脱いでの仕様です」と明快に分けられているとのこと。
フットレストの使い方を知っていれば、もっと快適にグリーン車でくつろぐことができるのですが、「フットレストに裏面があったことを知らなかった」、「そもそも靴を脱いでいいなんて知らなかった」という人も多く、かなり、もったいない使い方をしているようなのです。
フットレストをよく見ると、「ペダルを踏みながらステップをお好みの位置に調節してください」と案内が記されていますから、自分にピッタリの位置に合わせて、靴を脱ぎ、くるりと座席シートと同じ面にしてくつろぐのがベストといえるでしょう。
ちなみに国内線ではANAのプレミアムクラス、JALのファーストクラスのシートに付けられたフットレストは、スリッパを使うのがおすすめとのこと。
新幹線グリーン車のフットレストの正しい使い方がSNSで話題に | |
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