新幹線を使った荷物輸送サービス「はこビュン」を知っていますか？

JR東日本グループが進める新幹線を使った高速・多量荷物輸送が「はこビュン」。2025年4月18日（金）〜、新青森駅〜東京駅間で、東北新幹線の客室を使用した車両貸輸送を開始するほか、E3系新幹線1編成の全号車を荷物輸送専用車両としての改造に着手することも発表しています。

新幹線を活用して荷物をビュンと運ぶ

鉄道ネットワークを活用した荷物輸送サービス「はこビュン」は、JR東日本が運行する新幹線に限らず、在来線特急をも活用した宅配型のサービス。
すでに事前予約不要で、荷物1個から、列車出発の30分前まで申し込み可能な「はこビュンQuick」サービスが始まっています。

あまり知られていませんが、大口だけでなく、小口の荷物もOKなので、急ぎで荷物を送りたい場合には手段のひとつとして覚えておくといいでしょう。
輸送対象となるのは、北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸の各新幹線、在来線特急及び在来線。
「はこビュン」は法人向けで事前に契約締結が必要ですが、「はこビュンQuick」は法人・個人向け輸送で、事前予約不要、直接駅カウンター持ち込めばOKです。

たとえば、東京駅では東京駅お荷物サービスカウンター（八重洲南口改札外）で取り扱い。
取り扱いの駅（場所）・時間、取扱区間と対象列車などは、ジェイアール東日本物流のHPに掲載されています。
2025年3月26日現在のサービスは、東京駅、新函館北斗駅、新青森駅、仙台駅、盛岡駅、新潟駅、長野駅、金沢駅のみですが、今後取り扱い駅が拡大されれば、便利な輸送手段となることでしょう。