公園やテーマパークの蒸気機関車というと、遊園地の豆汽車を連想する人も多いかも知れませんが、ここでは石炭などを燃やした熱で水蒸気を発生させ、動輪を動かすという本格的なSL(蒸気機関車)を紹介。森林鉄道、中米の農園で活躍した蒸気機関車もあって、乗りに行く価値も大。
丸瀬布森林公園いこいの森「雨宮21号」|北海道

所在地:遠軽町丸瀬布上武利80
蒸気機関車名:雨宮21号
製造年:昭和3年
軌間:762mm(ナローゲージ)
運行距離:2km
内容:日本で唯一、動態保存される森林鉄道蒸気機関車が「雨宮21号」。
丸瀬布森林公園いこいの森は4月下旬(GW)〜10月中旬までの営業で、夏休みは毎日、その他は土休日を中心に運転。
雨宮21号は昭和33年まで、丸瀬布の森林鉄道で活躍た蒸気機関車で、北海道遺産、経済産業省の近代化産業遺産にも認定。
三笠鉄道村「S-304形」|北海道

所在地:北海道三笠市幌内町2-287
蒸気機関車名:S-304形/日本製鉄輪西製鉄所(後の新日本製鐵室蘭製作所)用に製造
製造年:昭和14年
軌間:1067mm
運行距離:400m
内容:三笠鉄道記念館のある「幌内ゾーン」は、北海道鉄道発祥の地として歴史的遺産・文化保存を図るために誕生した施設。
S-304形(C形タンク機)、コトラ149456、コトラ153095が動態保存され、土休日にはレストラン(食堂車)も営業。
S-304形は、昭和30年まで鐵原室蘭コークス工場で現役で働いた蒸気機関車で、
4月中旬〜10月中旬のみ営業。
18歳以上なら運転体験も受付(有料)。
小樽市総合博物館「蒸気機関車アイアンホース号」|北海道

所在地:
蒸気機関車名:アイアンホース号(PORTER4514)
製造年:明治42年/アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグにある機関車製造会社H.K.ポーター社で製造
軌間:914mm/アメリカの狭軌鉄道で使用されている規格
運行距離:200m×2(往復)
内容:小樽市総合博物館・本館屋外展示場の「中央駅」と「手宮駅」の間を往復する蒸気機関車で、手宮駅では、かつて小樽築港機関区で活躍していた転車台(ターンテーブル)による、機関車の方向転換を見学できるという本格派です。
アメリカとグアテマラ共和国で、農産物(バナナやパイナップル農場での輸送)の輸送や観光鉄道などに使用された機関車を平成8年に輸入したもの。
ノスタルジックな車両もアメリカから輸入された車両です。
4月下旬(GW)〜10月中旬の土休日を中心に運転。
碓氷峠鉄道文化むら「園内周遊あぷとくん」|群馬県

所在地:群馬県安中市松井田町横川407-1
蒸気機関車名:グリーンブリーズ3950
製造年:平成10年/イギリスWilson Engineeringで製造
軌間:610mm
運行距離:800m
内容:碓氷峠鉄道文化むらを大きく一周する遊覧鉄道ですが、実際に煙を上げて走る本格派。
停車時には釜の中を覗くことも。
「園内周遊あぷとくん」の愛称で呼ばれています。
画像協力/群馬県
| 公園&テーマパークを走る本格的SL 東日本4ヶ所 | |
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