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美保関・地ノ御前島

美保関・地ノ御前島

島根県松江市美保関町、地蔵崎の先端の美保の碕(みほのせき)の鳥居から海を眺めると眼下に地ノ御前(ちのごぜんじま)という岩礁を眺望。さらに沖合にある沖ノ御前島とともに美保神社の祭神である事代主命(ことしろぬしのみこと・恵比寿様)の釣り場と伝えられる聖地です。

事代主命の釣り場と伝えられる聖地

船が地ノ御前島に衝突するのを避けるため、美保関灯台の隣にある美保関地ノ御前島照射灯は、この地ノ御前島を照らしています。

さらに3kmほど北東の沖合には沖ノ御前島がありますが(小さな灯台があるのですぐにわかります)、夏季はちょうど沖ノ御前島から太陽が上がる絶景を得ることができます。
また、沖ノ御前島にも鳥居の横に沖ノ御前島灯標があり、付近を航行する船に対し、この島の位置を示し注意を促しています。
毎年5月5日深夜2:30〜は、美保神社の『神迎神事』が行なわれていますが、地ノ御前島、沖ノ御前島に祀られる神を本殿に迎える神事。
『古事記』の「国譲り神話」では御大之御前(みほのさき)と記され、今も美保神社の神域になっています。

地ノ御前島、沖ノ御前島を眺望
美保関・地ノ御前島
名称 美保関・地ノ御前島/みほのせき・ちのごぜんじま
所在地 島根県松江市美保関町美保関
電車・バスで JR松江駅から一畑バス万原バスターミナル行き40分、終点下車、町民バス乗換え美保関行き30分、終点下車
ドライブで 米子自動車道米子ICから約33km
駐車場 美保関灯台駐車場(200台/無料)
問い合わせ 松江観光協会 TEL:0852-27-5843/FAX:0852-26-6869
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

美保関灯台

島根半島最東端の地蔵崎に建つのが美保関灯台。石造りの灯台は明治31年11月に点灯した山陰最古のもので、明治期の灯台建築として学術的な価値も高く、国の重要文化財、Aランクの保存灯台に指定され、「日本の灯台50選」、「歴史的灯台世界100選」(

美保関(地蔵崎)

地蔵崎は「美保の碕」(みほのさき)とも呼ばれ『出雲風土記』では北陸地方から陸地が飛んできたことになっています。これがいわゆる「国引きの神話」。岬の先端は日の出の名所でもあり美保関灯台の周辺には遊歩道も整備。遊歩道からは美保湾を隔てて孤を引い

美保神社

美保関灯台のある地蔵崎の入口、美保関の入江の奥に鎮座するのが美保神社。『出雲国風土記』に登場の歴史ある古社で、「国譲り神話」に登場する事代主命(ことしろぬしのみこと・恵比寿神)と三穂津姫命(みほつひめのみこと)が祭神。本殿は大社造りの神殿が

美保関灯台ビュッフェ

島根県松江市美保関町の美保関先端に建つ美保関灯台。日御碕(ひのみさき)灯台などとともに「歴史的灯台世界100選」(国際航路標識協会選定)に選ばれた美保関灯台。明治31年築の石造職員宿舎(美保関灯台旧吏員退息所)を再生したのがカフェ&レスト「

 

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