浅草駅〜東武日光駅・鬼怒川温泉駅に走る東武特急スペーシアX。東武特急のフラッグシップというだけでなく、私鉄特急の最高峰的な存在です。プライベートジェットを意識したという「コックピットスイート」も注目ですが、様々なタイプの座席があり迷うところ。どの座席がおすすめでしょう?
料金体系が複雑なのでまずはその確認から

東武鉄道は、特急に対する力の入れ方、熱量が他の私鉄とは大きく異なります。
東武日光線が開通した昭和4年には、車内に特別室、随員室、料理室、ボーイ室などを設備したトク500を走らせていますが、まさに「走る貴賓室」といった感じの車両でした。
そんな東武鉄道が、スペーシアXの原点とするのが、日光観光の顔となったボンネット型の1720系(デラックスロマンスカー)。
車内のドアは自動ドアで、電話室付きのサロンルーム設置という豪華版でした。
そして現在のフラッグシップ特急となるのが令和5年7月15日にデビューしたスペーシアXとなります。
まずは料金体系の説明から。
通常の特急だと、乗車券+特急券という組み合わせですが、スペーシアXは、乗車券+スタンダードシート特急料金+特別座席料金となります。
特別座席料金が必要なのは、コックピットラウンジ、ボックスシート、コンパートメント、コックピットスイートで、通常のスタンダードシートであれば、特急券(スタンダードシート特急料金)で利用できます。
またプレミアムシート利用の際には、乗車券+プレミアムシート特急料金という組み合わせに。

コスパ重視なら「コックピットラウンジ」がおすすめ

特別座席料金が必要ななかで、最上級の座席が6号車にある「コックピットスイート」。
プライベートジェットをイメージした空間といい、関東ではテレビのCMでも流されているので、一番人気ですが、ルームチャージ料金となって1万8000円(定員7名)なので、家族単位で利用するには少し高嶺の花の感じです。
浅草方面へ走る際の先頭車両の先頭部分がスイートルームとなって確保されているわけですが、日光・鬼怒川方面へ向かう場合は、最後尾となってしまうので要注意です。
日光・鬼怒川方面への先頭車両1号車は、「コックピットラウンジ」。
眺望的にも料金的にも、コスパのいいのがこの「コックピットラウンジ」で、1人用500円、2人用1000円、4人用2000円(2名から利用可能)。
スタンダードシート特急料金プラス500円で利用できるのでおすすめできます。
車内で喫茶利用の場合、6号車と1号車はカフェカウンターを利用できますが、その他の車両はオンライン整理券を購入する必要があり、ひと手間増える欠点があり、その点でも「コックピットラウンジ」に料金以上の優位性があります。
2号車のプレミアムシートは3列シートでゆったり設計ですが、浅草〜東武日光・鬼怒川温泉でスタンダードシートの料金差が580円なので、「コックピットラウンジ」(500円)の方がお得な感じです。
半個室のボックスシートは、2名定員で400円、個室のコンパートメントは4名定員で8000円。
親子2名、カップルならボックスシートも格安で狙い目です。
特急券は、インターネット「トブチケ!」(東武鉄道チケットレスサービス)、おもな旅行代理店、東武鉄道の各駅(自動券売機、駅窓口)で1ヶ月前の9:00〜発売。

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