東京の地下鉄を走る「最長距離列車」は、走行距離なんと136.6km! TOP5を紹介

東京メトロ、都営地下鉄は、起終点の駅で、会社線やJRと連絡し、かなり遠方まで走るケースがあります。土休日、または平日に1本しか運転されないレアな列車も含めれば、100km以上の走行距離を誇るのも4ルートもあります。TOPは走行距離136.6km、所要3時間23分という長旅です。

5位でも98.6km、所要2時間39分の長旅

東急東横線を走る東京メトロ10000系

平日のみ運転ですが、成田空港(空港第1ターミナル)15:45発の「快速」三崎口行きは、京成・成田スカイアクセス線内は「快速」ですが、押上駅からの都営浅草線では「普通」、泉岳寺駅で「特急」に変わって、京急本線を走り通します。
少し面白いのは、一部の「乗換案内」では、通しで乗車することが該当せず、無理やり乗り換えさせられてしまうこと。
乗車券も2020円という長旅です。
車両は通常は京急600系なので、ボックス席もあって、地下鉄線内も京急に乗っている感じ。

2位も土休日の早朝5:14に海老名を出発する相鉄本線「特急」小川町行き。
東武東上線の小川町まで走るロングラン電車です。
3位は小川町〜元町・中華街駅を結ぶ電車で、急行以外に、座席指定の「Fライナー」が走っています。

4位の取手駅〜伊勢原駅はTOP5では唯一のJR線が起終点ですが、取手駅は茨城県。
伊勢原駅は丹沢・大山登山口の神奈川県で、平日夜の1本ながら、かなり異色の列車です。

5位の中央林間駅~南栗橋駅は本数が多く、路線の利用者は見慣れた列車。
100km弱を走るのだから驚きです。

北千住駅から小田原駅までの小田急ロマンスカーが走っていますが、走行距離は89kmしかなく、ほかの路線がいかに長距離なのかがよくわかります。

「長距離地下鉄」 TOP5

順位区間路線距離備考
1位成田空港駅〜
三崎口駅
京成・成田スカイアクセス線
(押上)〜
都営浅草線
(泉岳寺)京急本線
136.6km成田空港15:45発
「快速」三崎口行き
三崎口19:08
(平日のみ運転)
2位海老名駅〜
小川町駅
相鉄本線〜
東急東横線(渋谷)〜
東京メトロ副都心線
(和光市駅)東武東上線
115.2km海老名5:14発
「特急」小川町行き
小川町7:39着
(土休日のみ運転)
3位小川町駅〜
元町・中華街駅
横浜高速鉄道みなとみらい線〜
東急東横線(渋谷)〜
東京メトロ副都心線
(和光市駅)東武東上線
100.1km急行、Fライナーなど
(土休日に運転)
所要2時間3分
(Fライナー)
4位取手駅~
伊勢原駅
JR常磐線(綾瀬)〜
東京メトロ千代田線
(代々木上原)小田急小田原線
100.3km取手20:07発
伊勢原22:26着
(平日のみ運転)
小田急線内「急行」
5位中央林間駅~
南栗橋駅
東急田園都市線(渋谷)〜
東京メトロ半蔵門線
(押上)東武スカイツリーライン
98.6km準急、急行が頻発
所要2時間39分
(急行)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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