佐賀城に残る鯱の門は、1835(天保6)年から始まる本丸再建に際し、本丸の門として1838(天保9)年に完成したもので続櫓とともに国の重要文化財に指定されています。佐賀城に残る貴重な遺構で、明治7年の佐賀の役の際の弾痕が残されています。江戸時代後期の建築で、防備よりも装飾に重要度を置いた門になっている点に注目を。
二重二階の櫓門に一重二階の続櫓が配されている
門の南北に高石垣が連なっているのは、防備のため。
鯱の門と呼ばれるように、屋根の上には、佐賀藩の御用鋳物師・谷口清左衛門が鋳造した鯱がのっています。
大きさは、北側の鯱が、1.7m、190kg、南側の鯱が1.75m、210kgとなっています。
鯱の門には開門時間が決められており、夜間は通行できないので注意が必要。
佐賀城・鯱の門 | |
名称 | 佐賀城・鯱の門/さがじょう・しゃちのもん |
所在地 | 佐賀県佐賀市城内2-13 |
関連HP | 佐賀城本丸歴史館公式ホームページ |
電車・バスで | JR佐賀駅から市営バス県庁・佐賀空港方面行きで10分、博物館前下車、徒歩5分 |
ドライブで | 長崎自動車道佐賀大和ICから約9.5km |
駐車場 | 佐賀城公園P1駐車場(42台/無料)、P2〜P4駐車場あり |
問い合わせ | 佐賀城本丸歴史館 TEL:0952-41-7550 |
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