むつごろうトイレ

むつごろうトイレ

佐賀県小城市芦刈町、「海遊ふれあいパーク」にあるのが、むつごろうトイレ。「海遊ふれあいパーク」有明海に注ぎ込む六角川の河口、ムツゴロウ・シオマネキの保護区にある公園で、干潟体験ができますが、近年SNSで話題となっているのが「むつごろうトイレ」です。なんとその外観が有明海に生息するムツゴロウ型に。

蛇口もなんと特注でムツゴロウ型というこだわりも

ムツゴロウは、スズキ目・ハゼ科の魚で、有明海、八代海など潮が引いた軟泥干潟に巣穴を掘って生活しています。
その蒲焼は、佐賀県の郷土料理にもなっていますが、環境の変化や乱獲を背景に、環境省レッドリストでは、「絶滅危惧IB類(EN)」に指定されています。
国際自然保護連合(IUCN)も2025年3月27日、ムツゴロウを絶滅危惧種に追加しています。

干潟の泥に触れ、ムツゴロウなど干潟の動物を間近で見ることができる「干潟体験場」が人気の「海遊ふれあいパーク」ですが、海遊ふれあいパークオートキャンプ場、芝生の公園などがあり、キャンプ場受付場所の目印ともなっているのが、駐車場横のむつごろうトイレです。

「公園のシンボルとなっている有名な『むつごろうトイレ』」(小城市観光協会)というように、駐車場横のトイレというよりも、公園のシンボル的な存在に。

トイレだけでなく、実際にムツゴロウを観察したいという人は、「梅雨明け~7月末で、気温が25~30度になると活発に活動」(小城市観光協会)とのことで初夏がおすすめシーズンで、しかも満潮時でなく引き潮や干潮時がベストとなります(干潟になる時間帯を事前に確認を)。

なおオートキャンプ場は通年営業ですが、干潟体験場は、5月~10月のみとなっています。

ムツゴロウ
ムツゴロウ、干潟で見せる求愛のジャンプ
むつごろうトイレ
名称 むつごろうトイレ/むつごろうといれ
所在地 佐賀県小城市芦刈町永田3033-1
ドライブで 有明海沿岸道路芦刈南ICから約1.5km
駐車場 海遊ふれあいパーク駐車場
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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