海潮寺

海潮寺

佐渡市小木にあり、正嘉2年(1258年)創建と伝わる曹洞宗の古刹、海潮寺。山号は梵音山。南宋から来日し、鎌倉・建長寺の開山となった高僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の高弟・日山祖春が、当地に草庵を開いたのが始まりという。この寺の名を知らしめているのが、国の天然記念物「小木の御所桜」として名高い「サトザクラ」です。

順徳上皇お手植えと伝わる「御所桜」が名物

「小木の御所桜」(天然記念物の名称は「小木の御所ザクラ」)は、承久3年(1221年)、後鳥羽上皇が鎌倉幕府倒幕に立ち上がった承久の乱(じょうきゅうのらん)によって佐渡へ配流となり、仁治3年(1242年)年に当地で亡くなった、順徳上皇お手植えの桜と伝わる古木(この御所桜のある地に寺を創建)。
一本の木に一重と八重の花が咲く非常に珍しい桜で、国の天然記念物にも指定されています。
見頃は例年4月下旬から5月上旬にかけて。
『小木おけさ』(『佐渡おけさ』のもとになったと推測できる盆踊唄)に「小木の岬の四所御所桜、枝は越後に葉は佐渡に」と唄われています。

本尊は、聖観世音菩薩。
佐渡八十八ヶ所の第八十五番になっています。

海潮寺
名称 海潮寺/かいちょうじ
所在地 新潟県佐渡市小木30
関連HP 佐渡市公式観光情報サイト
ドライブで 両津港(佐渡汽船旅客ターミナル)から約31km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 海潮寺 TEL:0259-86-2305
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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