世界遺産「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産になっている、富士山信仰の中心、富士山本宮浅間大社。本殿へと続く拝殿・幣殿は、本殿同様に駿府隠居の前年の慶長9年(1604年)、徳川家康が造営したもの。本殿と拝殿をつなぐ部分が幣殿で、拝殿・幣殿は国の重要文化財に指定されています。
本殿と同様に徳川家康の造営
檜皮葺き(ひわだぶき)、丹塗りの幣殿・拝殿ですが、蟇股(かえるまた)、虹梁(こうりょう)の彫刻部分は極彩色に彩られています。
それでも家光造営の久能山東照宮や日光東照宮ほどのきらびやかさはなく、家康の質実さが伝わってくるかのようです。
幣殿部分はもともと石畳だったのが、現在は床に改められています。
拝殿は、間口5間、奥行5間で、正面が入母屋造り(いりもやづくり)、背面が切妻造りとなっています。
富士山本宮浅間大社 拝殿・幣殿 | |
名称 | 富士山本宮浅間大社 拝殿・幣殿/ふじさんほんぐうせんげんたいしゃはいでん・へいでん |
所在地 | 静岡県富士宮市宮町1-1 |
関連HP | 富士山本宮浅間大社公式ホームページ |
電車・バスで | JR富士宮駅から徒歩15分 |
ドライブで | 新東名高速道路新富士ICから約8km |
駐車場 | 150台/30分まで無料、以降有料 |
問い合わせ | 富士山本宮浅間大社 TEL:0544-27-2002/FAX:0544-26-3762 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
取材協力/富士宮市観光協会、富士山本宮浅間大社
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