『みかんの花咲く丘』歌碑

『みかんの花咲く丘』歌碑

静岡県伊東市宇佐美から亀石峠へと上る静岡県道19号伊東大仁線途中にあるのが『みかんの花咲く丘』歌碑。『みかんの花咲く丘』は、終戦直後の昭和21年8月25日、NHKのラジオ番組『空の劇場』で東京・内幸町の本局と伊東市立西国民学校を結ぶラジオの二元放送で発表された童謡で、ゆかりの地である伊東市に歌碑を建立。

眼下には宇佐美のみかん畑が広がる

終戦直後の昭和21年8月24日に作詞家・加藤省吾(かとうしょうご)によって作詞され、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)のチェックを受けた後、作曲家・海沼實(かいぬまみのる)ができたての歌詞を手にして伊東行きの列車に乗車。
列車の中で作曲を行ない、国府津駅付近でやっと前奏が浮かび、宇佐美駅付近でようやく曲が完成したのだとか。
当時、『リンゴの唄』が大ヒットしていたため、あえてみかんの実ではなく、花をモチーフに。
8月25日のラジオ放送(日本で初のラジオ二元放送)では、当時12歳ながら人気の童謡歌手だった川田正子が『みかんの花咲く丘』を歌い、後にレコード化しています。

伊東線の宇佐美駅と伊東駅で発車メロディにもなっています。

歌碑は、作詩・加藤省吾、作曲・海沼實両氏の自筆の歌詞と楽譜を天城産の安山岩に刻んだもの。
昭和58年11月1日に、除幕式が行なわれています。

『みかんの花咲く丘』歌碑
名称 『みかんの花咲く丘』歌碑/『みかんのはなさくおか』かひ
所在地 静岡県伊東市宇佐美
電車・バスで JR伊東駅からタクシーで15分
ドライブで 伊豆スカイライン亀石峠ICから約2km
問い合わせ 伊東観光協会 TEL:055-737-6105
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
『みかんの花咲く丘』歌碑(深谷)

『みかんの花咲く丘』歌碑(深谷)

埼玉県深谷市、深谷城址公園の東側に隣接して建つ冨士浅間神社の入口に立つのが、『みかんの花咲く丘』歌碑。昭和21年、終戦直後に生まれた童謡『みかんの花咲く丘』は、当時の深谷町本住町の実家に加藤省吾が疎開していたときに作詞とされています。『みか

 

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