世界遺産への国内推薦候補に選定の「飛鳥・藤原の宮都」とは!?
平成19年の世界遺産暫定リスト登録されながら、大阪の「百舌鳥・古市古墳群」が令和元年に世界遺産に登録されて、先を越されたと地元が嘆いていた「飛鳥・藤原の宮都」。17年の時を経て国内推薦候補に決まりました。今後、地元自治体…
平成19年の世界遺産暫定リスト登録されながら、大阪の「百舌鳥・古市古墳群」が令和元年に世界遺産に登録されて、先を越されたと地元が嘆いていた「飛鳥・藤原の宮都」。17年の時を経て国内推薦候補に決まりました。今後、地元自治体…
戦国時代から江戸時代にかけて日本一の銀山として栄えた石見銀山(いわみぎんざん)。平成19年7月には世界文化遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」に登録されましたが、銀山を治めた大森代官所跡に建つのが、いも代官ミュージアム(…
京都府京都市東山区、世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産・清水寺で奥の院の崖下にある霊水が、音羽の滝(音羽の瀧)。清水寺が音羽山清水寺と称するように、清水寺の開創の起源で、寺名の由来となった滝。今も3本の筧(かけい…
東京都台東区、上野恩賜公園にある美術館が、国立西洋美術館。白いモダンな本館は、フランス建築界の巨匠、ル・コルビュジェの設計によるもので、国指定の重要文化財。本館は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-…
福岡県北九州市八幡東区にある明治32年築の建物が、官営八幡製鐵所旧本事務所。世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつ。筑豊炭田に隣接した八幡村の工場誘致が実り、官営八幡製鐵所の創業…
福岡県中間市を流れる遠賀川(おんががわ)の東岸に建つのが、遠賀川水源地ポンプ室。官営八幡製鐵所が鋼材の生産量の増大を背景に明治43年に築いた施設で、今も現役。世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産…
鹿児島県鹿児島市下田町にある用水路が、関吉の疎水溝(せきよしのそすいこう)。薩摩藩11代藩主・島津斉彬(しまづなりあきら)の集成館事業で、動力源として利用された水源で、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、…
鹿児島県鹿児島市吉野町にある薩摩藩の木炭製造の窯跡が、寺山炭窯跡(てらやますみがまあと)。世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつになっています。薩摩藩の近代的西洋式工場群「集成館…
山口県萩市の山中にある日本の伝統的な製鉄方法であるたたら製鉄(砂鉄を木炭で燃焼し鉄を得る方法)の遺跡が、大板山たたら製鉄遺跡。生産された鉄は西洋式軍艦建造に使われており、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船…
山口県萩市にある萩藩(長州藩)が洋式帆船を建造した造船所跡が、恵美須ヶ鼻造船所跡(えびすがはなぞうせんじょあと)。数少ない西洋式造船所の遺構で、経済産業省の近代化産業遺産、そして世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製…
和歌山県新宮市にある、神仏習合の熊野十二所権現を祀り、熊野信仰の中枢を担う熊野三山のひとつが、熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)。「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)…
大阪府藤井寺市にある墳丘長230mという巨大な前方後円墳が、市野山古墳(市ノ山古墳)。古市古墳群を構成する古墳で(古市古墳群では4番目、国内でも19位という巨大古墳)、百舌鳥・古市古墳群として世界文化遺産に登録されていま…
東京都小笠原村、小笠原諸島・父島の南西に浮かぶ、南北1.5km、東西400mの無人島が南島。世界でも珍しい、沈水カルスト地形の島。島内には海水の入江となったドリーネ(窪地)の扇池があり、海水浴やスノーケリングも可能です。…
和歌山県田辺市本宮町本宮、熊野本宮観光協会も入る世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」・熊野古道観光の拠点施設。「本宮と熊野信仰」、「熊野参詣の変遷」、「熊野本宮の伝承・風土と歳時記」をテーマにした展示が行なわれているほか、…
山梨県富士吉田市、日本武尊(やまとたける)が東征のおり、神社近くの大塚丘から富士を遥拝したのが起源と伝えられる古社で、世界遺産富士山(「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」)の構成資産のひとつ。富士山に登る吉田口登山道の起点…
世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産となる北海道6遺跡、北東北11遺跡のすべての遺跡を年代順に紹介。狩猟文化といわれる縄文時代ですが、1万数千年の間に、土器が生まれ、定住が始まり、ムラに墓域が築かれ、さら…
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」は津軽海峡を挟んだ北海道の南部と、北東北の縄文遺跡17遺跡が構成資産。縄文時代、日本の人口は北日本に集中していたともいわれますが、温暖な縄文時代には、北海道・北東北に豊かな漁業資源、…
氷河期の終焉とともに、石器を主な道具としていた旧石器時代は終わりを告げ、1万5000年ほど前に縄文時代が始まりました。世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産のうち、北東北には11遺跡があり、そのうち8遺跡が青森…