出羽三山神社八朔祭|鶴岡市
毎年8月31日〜9月1日、山形県鶴岡市の出羽三山神社で『出羽三山神社八朔祭』(でわさんざんじんじゃはっさくさい)が執り行なわれます。出羽三山神社御開祖・蜂子皇子を祀る摂社・蜂子神社の祭礼(特殊神事)。八朔(はっさく)とは…
毎年8月31日〜9月1日、山形県鶴岡市の出羽三山神社で『出羽三山神社八朔祭』(でわさんざんじんじゃはっさくさい)が執り行なわれます。出羽三山神社御開祖・蜂子皇子を祀る摂社・蜂子神社の祭礼(特殊神事)。八朔(はっさく)とは…
羽黒山(現在の出羽三山神社、江戸時代までは羽黒権現)の表参道は、随神門(旧仁王門)をくぐり五重塔脇の石段を上る道で、樹齢350年から500年の杉並木の中を上っていきます。全長1.7km、2446段の長い石段の道は、途中一…
羽黒山山頂に建つ出羽神社三神合祭殿は出羽三山信仰の中心となる存在で、月山・羽黒山・湯殿山の三神を合祭した聖地。月山、湯殿山は、冬期間積雪のため参拝できないことから、三神を祀るようになったといわれています。明治維新以前の神…
羽黒山の登拝口の随神門から継子坂(ままこざか)を下った祓川の谷合にある禊(みそぎ)の地が須賀の滝。承応3年(1654年)、出羽三山中興の祖といわれる天宥(てんゆう)が山中に堰を巡らせ、8kmほど離れた水呑沢から導水した水…
羽黒山参道、神橋から徒歩5分、国宝・羽黒山五重塔のそばに立つ爺杉(じじすぎ)は、樹齢1000年といわれる秋田杉系の老杉。目通り幹囲8.2m、樹高は48mを越える羽黒山内一の巨木で、国の天然記念物に指定されています。以前は…
羽黒山山麓にある随神門は、出羽三山神社神域の表玄関となる門。随神門をくぐれば、そこからが出羽三山の神域で、神域は月山を越え湯殿山まで広がっています。随神門は、神仏習合時代の元禄15年(1720年)、羽黒権現の仁王門として…
蜂子皇子(はちこのおうじ)は、推古天皇の御代に出羽三山を開いたと伝える開山の祖。蜂子神社(はちこじんじゃ)の祭神として祀られ、その墓は羽黒山頂のバス停から三神合祭殿への参道途中にあり、宮内庁の管理になっています。表参道石…
大宝寺氏12代当主(大宝寺城主)で、羽黒山の別当だった大宝寺政氏(だいほうじまさうじ=武藤政氏)が城下に巨大な一の鳥居を築いたのが始まり。その鳥居はなく、鶴岡市鳥居町という町名を残すのみ。その後山形県道47号鶴岡羽黒線を…
出羽三山の一つ湯殿山は、標高1500mで月山に連なり、湯殿山神社はその北側の渓流の畔に鎮座する神社。六十里越街道から湯殿山有料道路に入り、終点の駐車場から徒歩かシャトルバスを利用。御神体は湯がこんこんと湧き出す茶褐色の巨…
羽黒山(出羽神社)の五重塔は、平安時代に平将門(たいらのまさかど)が創建と伝えられ、文中元年(1372年)、庄内領主で羽黒山別当の大宝寺政氏(だいほうじまさうじ=武藤政氏)が大修復(再建)を行なったという記録が残されてい…
山形県の月山山頂(標高1984m)に鎮座する月山神社。平安時代編纂の『延喜式神名帳』にすでにその名が記載され、神仏習合の時代(明治維新以前)には山岳修験の地として隆盛しました。月山山頂の月読命が祀られる月山神社本宮で、毎…
月山の山頂に鎮座するのが、出羽三山神社のひとつ、月山神社。社伝によれば崇峻天皇(すしゅんてんのう)の第3皇子である蜂子皇子が推古天皇元年(593年)に羽黒山を開山し、さらに同年、月山を開山したという古社。平安時代編纂の『…