北桔橋門
江戸城本丸の大奥、天守部分から外部に直接通じる門が北桔橋門(きたはねばしもん)。門の横の内濠(平川濠・三日月濠)は防御力を高めるためにほかよりも深く、石垣は最も堅固になっています。現在では大手門、平川門と同様に、宮内庁が…
江戸城本丸の大奥、天守部分から外部に直接通じる門が北桔橋門(きたはねばしもん)。門の横の内濠(平川濠・三日月濠)は防御力を高めるためにほかよりも深く、石垣は最も堅固になっています。現在では大手門、平川門と同様に、宮内庁が…
昭和41年2月に音楽好きの香淳皇后(こうじゅんこうごう=昭和天皇の皇后)の還暦記念として建設された200名収容の音楽ホール。キンポウゲ科の「テッセン」の花弁(八弁花)を形どつた屋根と八面体という珍しいフォルムで、江戸城本…
江戸城本丸跡の西側、本丸休憩所の裏手から登った先、白鳥濠の脇に展望台があります。江戸城は本丸と白鳥濠を隔てた二の丸は標高差が10mほどあります。その標高差を活かして、かつての日比谷入江の海岸段丘のヘリに位置するのが展望台…
多聞(たもん)とは城郭の石垣上に建てられた長屋のこと。通常の城壁より防御機能を高めたもので、富士見多聞は江戸城本丸に配された多聞。文字通り富士を眺めました(現在は眺望できません)。江戸城本丸には多聞が随所に築かれていまし…
皇居東御苑内の広々とした芝生が広がる場所は、江戸城の本丸跡。表御殿、中奥(なかおく)、大奥に分かれ、表御殿は、諸役人が執務する幕府行政の中心機関で、将軍の謁見なども行なわれた建物。最も格式の高い「大広間」は正月などに諸大…
江戸城本丸北隅にあった天守(天守閣)は、東西約41m、南北約45m、高さ11mの天守台に建てられていました。日本最高だったという高さ51mの天守を支えた江戸城天守台は黒田長政が築造を担当。石垣は、南部、津軽の二候が築いた…