展望台(皇居東御苑)

江戸城本丸跡の西側、本丸休憩所の裏手から登った先、白鳥濠の脇に展望台があります。江戸城は本丸と白鳥濠を隔てた二の丸は標高差が10mほどあります。その標高差を活かして、かつての日比谷入江の海岸段丘のヘリに位置するのが展望台というわけなのです。白鳥濠を見下ろし、大手町や丸ノ内の林立するビル群も眺望します。

展望台の場所は御台所前三重櫓があった場所

展望台が建つ場所は、かつて御台所前三重櫓があった場所。
御台所前三重櫓は、1863(文久3)年に焼失後再建されることがありませんでした。

眼下の白鳥濠は、本丸と二の丸の間に残った唯一の濠。1635(寛永12)年、二の丸拡張工事の際、本丸と二の丸・三の丸との間にあった内濠は白鳥濠を除いて埋め立てられています。

本丸休憩所あたりには文字通り本丸のキッチンである台所がありました。
ちなみに台所から天守台側が将軍の生活空間である中奥です。

江戸城内図に見る 御台所前三重櫓

展望台(皇居東御苑)
名称 展望台(皇居東御苑)/てんぼうだい(こうきょひがしぎょえん)
所在地 東京都千代田区千代田1-1
関連HP 宮内庁公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ竹橋駅から徒歩10分。東京メトロ大手町駅から13分。JR東京駅から徒歩20分
駐車場 なし/北の丸公園第一駐車場(144台・有料)など周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 宮内庁 TEL:03-3213-1111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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