大津閘門
滋賀県大津市三井寺町、琵琶湖疏水(琵琶湖第1疏水)にある閘門が、大津閘門(おおつこうもん)。琵琶湖の水位は、琵琶湖疏水の水位よりも高いため、舟の通航を確保するため、パナマ運河同様に閘門を築いています。日本遺産「琵琶湖疏水…
滋賀県大津市三井寺町、琵琶湖疏水(琵琶湖第1疏水)にある閘門が、大津閘門(おおつこうもん)。琵琶湖の水位は、琵琶湖疏水の水位よりも高いため、舟の通航を確保するため、パナマ運河同様に閘門を築いています。日本遺産「琵琶湖疏水…
京都府京都市左京区、京都市上下水道局が運営するミュージアムが、琵琶湖疏水記念館(びわこそすいきねんかん)。東京奠都(とうきょうてんと)による京都の衰退を防ぐために築かれた琵琶湖と京都を結ぶ大運河運河・琵琶湖疏水の完成10…
明治維新による東京遷都で沈滞する京都の経済の活性化の狙いで開削された琵琶湖疏水(びわこそすい)。琵琶湖の水を大津で取り入れ、発電、舟運などにも使われた用水の、舟運を復活させたのがびわ湖疏水船。大津〜山科〜蹴上(7.8km…
2024年3月20日(水・祝)~4月14日(日)、京都市で『岡崎さくら・わかば回廊 十石舟めぐり』が行なわれます。岡崎地区に流れる琵琶湖疏水を舟で進み、船から桜や若葉の芽吹きを楽しもうという粋な企画です。南禅寺舟溜り乗船…
農業、飲料、発電などの用途で、利水のために築いた水路が疎水(そすい)。そのなかでもベスト3に選ばれるのが三大疎水。福島県の安積疏水(あさかそすい)、栃木県の那須疎水、そして琵琶湖の水を京都に引いた琵琶湖疏水の3ヶ所が三大…
都が東京に移った後の京都の発展の起爆剤とするため、琵琶湖の湖水を京都市街へと通し、発電、灌漑、さらには物資や旅客の運搬に活用しようという明治初期の一大プロジェクトが琵琶湖疏水建設。レンガや石で組まれた構造物には、明治の元…
日本で最初の営業目的の水力発電所は、京都・蹴上の琵琶湖疏水を利用した「蹴上発電所」(明治24年6月稼働開始)。12月からは京都電灯会社に電力の供給を開始し、蹴上に設置されたインクラインの動力もこの発電所で生まれる電気で供…
三条通から南禅寺に抜ける歩行者用の小径にあるレンガ造りのトンネルが蹴上ねじりまんぽ。その上には琵琶湖疏水(びわこそすい)が通り、船を運んだ傾斜鉄道、インクラインがありました。「ねじりまんぽ」とはレンガの組み方で、大きな負…
滋賀県の琵琶湖と京都市を結ぶ琵琶湖疏水(びわこそすい/明治23年4月9日開通)は、発電や灌漑に利用するだけでなく、舟運にも使われましたが、途中の勾配を克服するため、傾斜鉄道(インクライン)を利用しました。伏見と蹴上にあり…
南禅寺水路閣を通る琵琶湖疏水の枝線水路は、本流から蹴上(けあげ)で分岐し大文字山の山麓に沿って南禅寺、若王子、高野、下鴨、堀川と流れています。水力発電、かんがい、防火が主な目的の用水ですが、それによって南禅寺水路閣や哲学…
南禅寺境内の最奥部分には、琵琶瀬疏水(びわこそすい)の枝線水路が通過しています。水路は明治23年に建造された南禅寺水路閣と呼ばれるレンガ造り、ローマ風のアーチ橋上を通っているのです。水路閣は全長が93.17m、幅4.06…
京都、東山のふもと、熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)から慈照寺(銀閣寺)に至る琵琶湖疏水(びわこそすい)沿いの約1.8kmの小道が哲学の道。哲学者・西田幾多郎が散策し、思索にふけったことからその名が付き、「日…
明治18年に着工し、当時の京都府の年間予算の約2倍という巨額の費用と約5年という歳月を費やして開通した琵琶湖疏水。琵琶湖の湖水を取水し、園城寺(三井寺)近くからトンネルとなって京都側に水を運んでいます。長さが2436mの…