ラピュタの壁
千葉県富津市、東京湾から眺めるとノコギリのように立ちはだかることが山名の由来という鋸山(標高329.1m)。全山、凝灰岩の山で南房総・鋸南町側は日本寺の境内ですが、富津市側は金谷石の石切り場跡が断崖絶壁として残存し、その…
千葉県富津市、東京湾から眺めるとノコギリのように立ちはだかることが山名の由来という鋸山(標高329.1m)。全山、凝灰岩の山で南房総・鋸南町側は日本寺の境内ですが、富津市側は金谷石の石切り場跡が断崖絶壁として残存し、その…
鹿児島県南九州市川辺町高田、永里川沿い、たかたの命水近くにあるのが、高田石切場(たかたいしきりば)。江戸時代の文化文政年間(1804年〜1830年)に切り開かれた高田石を切り出す石切り場の跡で、柔らかく加工しやすい反面、…
関東周辺には、江戸城などにも使われた伊豆石、古墳の石室にも活用された房総石、旧帝国ホテル本館に採用された大谷石、東京湾要塞の海堡に使われた鷹取山の石など数多くの採石場があり、その跡地は天空の城ラピュタを思わせる鋸山、ダン…
岡山県笠岡市北木島町、日本遺産「笠岡諸島」の構成資産で、「石の島」として名高い北木島。今岡石材の採石場跡に雨水が溜まって丁場湖となり(丁場=石切り場)、中国の桂林に似た特異の景観を示すのが、北木の桂林(今岡丁場跡)。立入…
福井県あわら市宮谷、宮谷石(凝灰岩)の採石場(石切り場)跡が、宮谷石切場跡(みやたにいしきりばあと)。石をくり抜いた隧道(トンネル)を抜けると、地下神殿の様な巨大な空間があるという異色のスポットで、細呂木地区創成会が完全…
群馬県甘楽郡甘楽町小幡、世界文化遺産に登録の富岡製糸場の土台石を切り出した石切り場の跡が、富岡製糸場土台石採掘場所跡(とみおかせいしじょうどだいせきさいくつばしょあと)。その景観から石舞台とも称される場所で、甘楽町の重要…
静岡県賀茂郡松崎町、国道136号(富士見彫刻ライン)で松崎から岩地へと南下する途中、国道脇の駐車場から断崖を海側へ50mほど下った場所に隠れるようにあるのが室岩洞。洞といっても天然の洞窟ではなく、人工のもの。伊豆石(凝灰…