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三頭山

三頭山

東京都の最奥、東京都西多摩郡奥多摩町、檜原村、山梨県上野原市、北都留郡小菅村との境に位置する山が、三頭山(みとうさん)。標高1531mの中央峰を中心に、西峰、東峰の3つのピークがあるのが名の由来です。もっとも眺めの良い東京都、山梨県の境、西峰からは、道志山塊、富士山、三ツ峠などを眺望。

山腹には都心に最も近いブナ林が!

東峰の展望台からは、東側に御前山(1405.0m)、大岳山(1266.4m)など、奥多摩の山々を眺望し、奥多摩屈指の展望を誇っています。
三頭山の山頂、山腹一帯にはブナ林があり、豊かな水を涵養しています。
ブナの新緑は山頂部分で5月中旬頃から始まります。

ブナが残されているのは、幕府の御林(おはやし)で禁伐となっていたからで、都心に最も近いブナ林といわれています(現在は東京都の水源涵養保安林)。
戦国時代から江戸時代初期に築城、寺院建立で森林が伐採され、山が荒れたため、17世紀も半ばには育成林業が始まり、奥多摩は幕府の天領だったため、御林として保護されたのです。

三頭山の登山としては、檜原村側(東麓)、檜原都民の森まではバスも入るので、都民の森を起点に、大滝の路、ブナの路を経由するルートがおすすめ。
西峰まで所要1時間35分。
都民の森のブナの森ゾーンを歩くので、登山道の脇にはブナの原生林が広がり、森林浴も楽しめます。
コース途中の三頭大滝(みとうおおたき)は、落差33mの巨瀑で、滝見橋(吊り橋)から展望可能。

西峰から眺めた雲海と富士山
東峰から眺めた奥多摩の山々
三頭山
名称 三頭山/みとうさん
所在地 東京都西多摩郡奥多摩町河内・檜原村・山梨県上野原市・北都留郡小菅村
関連HP 檜原村公式ホームページ
電車・バスで JR武蔵五日市駅から西東京バス数馬行きで1時間5分、終点下車、数馬から無料連絡バス(3月~11月の土・日曜、祝日とGW、7月20日~8月31日、10月~11月運行)で15分で檜原都民の森
ドライブで 中央自動車道上野原ICから約28km。または、圏央道あきる野ICから約36kmで檜原都民の森駐車場
駐車場 檜原都民の森駐車場(100台/無料)
問い合わせ 檜原村観光協会 TEL:042-598-0069/FAX:042-598-0071
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

檜原都民の森

東京都東京都西多摩郡檜原村(ひのはらむら)、奥多摩三山の最高峰・三頭山(1531m)の東麓、標高1000~1500m、貴重なブナの森など、豊かな樹林帯を保護するために整備が行なわれた都立公園が檜原都民の森。「森林館」から森林セラピーロードと

三頭大滝

東京都西多摩郡檜原村(ひのはらむら)にある落差35mの東京都屈指の滝が三頭大滝(みとうおおたき)。檜原都民の森駐車場から徒歩10分の森林館からウッドチップを敷き詰めた森林セラピーロード「大滝の路」を20分ほど歩けば、滝の目の前に架かる吊り橋

大岳山

東京都西多摩郡檜原村、奥多摩町の境界にそびえるのが、大岳山(おおだけさん、おおたけさん)。標高1266.4mの山上には、大嶽神社(神仏習合時代には大嶽金峰山蔵王権現)の本社が鎮座し、奈良の吉野山と同様に、修験道で栄えた山であることを今に伝え

奥多摩周遊道路

東京都西多摩郡奥多摩町の奥多摩湖・三頭橋(みとうばし)と檜原村数馬の九頭竜橋を結ぶ山岳ドライブウェイが、奥多摩周遊道路。昭和48年4月、東京都初の観光有料道路の奥多摩有料道路として開通。平成2年4月1日に無料化され、現在は東京都道206号(

檜原都民の森森林館

東京都西多摩郡檜原村数馬、檜原都民の森のビジターセンター的な役割を担う施設が、檜原都民の森森林館。入口の駐車場から出会いの路を5分ほど歩いた場所にあり、研修棟、展示棟に分かれています。館内には休憩室、レストラン「とちの実」もあり、散策の際に

御前山

東京都西多摩郡奥多摩町と檜原村の町村界にある標高1405.0mの山が、御前山(ごせんやま)。小河内ダム・奥多摩湖の南東に位置し、西に三頭山(みとうさん)、東に大岳山が連なり(奥多摩主脈と呼ばれる尾根上)、奥多摩三山と呼ばれる人気の縦走コース

奥多摩三山とは!?

多摩川上流部、小河内ダム・奥多摩湖や氷川渓谷、鳩ノ巣渓谷の南に連なる大岳山、御前山、三頭山(みとうさん)の総称が、奥多摩三山。少しロングコースにはなりますが、ケーブルを利用した御岳山から大岳山、御前山、三頭山へと縦走することもできますが、個

 

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