東京都大田区蒲田5丁目、蒲田駅東口駅前広場のロータリーにあるのが、モヤイ像。モヤイ像は、モアイ像を真似て、新島で特産の抗火石を使って造られる像。昭和59年6月24日に、蒲田東口商店街と新島村の友好の記念に、新島観光PRの一環として寄贈されたものです。
昭和59年に設置されたモヤイ像
蒲田駅前の再開発の際に設置されたモヤイ像、かつては2体ありましましたが、現在では1体のみ。
もう1体(女の子の像)は平成元年7月、モニュメント「上昇気流」完成で撤去され、長らく大田区役所の駐車場横で放置されていましたが、テレビ番組『所的蛇足講座』(福岡放送制作)を通じて日本各地に貰い手を募集し、平成11年2月に青森県西津軽郡深浦町の「ウェスパ椿山」(令和2年10月閉鎖)に移設されています。
ちなみに新島のモヤイ像は、東京オリンピック(昭和39年)の終了後、新島の大後友一さんが島お越しの起爆剤として、新島特産の抗火石を使い、「流人のオンジイ」(男性の流人)を制作したのが始まりです。
モヤイは、イースター島のモアイをもじったものではなく、島に伝わる共助の精神「もやい」に由来するのだとか。
東京都内では蒲田駅のほか、渋谷駅前、竹芝桟橋の「ニューピア竹芝」、お台場海浜公園にもモヤイ像が設置されています。
蒲田駅・モヤイ像 | |
名称 | 蒲田駅・モヤイ像/かまたえき・もやいぞう |
所在地 | 東京都大田区蒲田5-16-9 |
電車・バスで | JR・京急蒲田駅からすぐ |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
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