東京都西多摩郡奥多摩町の奥多摩湖・三頭橋(みとうばし)と檜原村数馬の九頭竜橋を結ぶ山岳ドライブウェイが、奥多摩周遊道路。昭和48年4月、東京都初の観光有料道路の奥多摩有料道路として開通。平成2年4月1日に無料化され、現在は東京都道206号(川野上川乗線)の一部となっています。
三頭山(みとうさん)の東山腹を走る山岳ドライブウェイ
全長19.7kmの山岳ルートで、山のふるさと村(奥多摩町)〜都民の森(檜原村)には街灯もなく、夜間は通行止めに。
二輪車事故も多発し、「けがをしますと病院に収容されるまで約2時間かかります」と看板あるように、死亡事故にもつながるので、運転は慎重に。
奥多摩湖・三頭橋近くにある川野ゲートはかつての川野料金所の跡で、標高544m。
奥多摩湖を渡る奥多摩湖ロープウェイ(正式名称・川野ロープウェイ/川野駅〜三頭山口駅で小河内観光開発、その後奥多摩湖観光が運営)の遺構もあります。
東京オリンピック前の昭和37年1月29日に営業運転を開始、昭和41年12月1日に営業を休止するという短い期間だけの運行だったためあまり知られていません。
三頭橋から3.5km地点には山のふるさと村があり、食堂も営業。
湖畔には奥多摩湖いこいの路が小河内ダムまで続いています。
9.3km地点には眺望の良い月夜見第一駐車場があり、標高は933m。
11.1km地点の月夜見第二駐車場はさらに高度を稼いで、標高1089m。
12.8km地点にある風張駐車場が奥多摩周遊道路の最高地点で、標高1146m。
表示にある通り、「東京都で一番高い道路」ということに。
14.2km地点の浅間尾根駐車場(せんげんおねちゅうしゃじょう/標高1109m)、15.0km地点の数馬駐車場、16.1kmの都民の森(駐車場)と続き、18.9kmの檜原ゲートがかつての檜原料金所の跡です。
ちなみに風張駐車場は、東京都道の最高所、そして三頭橋は、都道の最西端です。
奥多摩周遊道路 | |
名称 | 奥多摩周遊道路/おくたましゅうゆうどうろ |
所在地 | 東京都西多摩郡奥多摩町〜檜原村数馬 |
関連HP | 東京都建設局公式ホームページ |
ドライブで | 圏央道青梅ICから約38kmで三頭橋。圏央道日の出IC、あきる野ICから約31kmで九頭竜橋 |
問い合わせ | 東京都建設局西多摩建設事務所奥多摩出張所道路管理担当 TEL:0428-83-3634/FAX:0428-83-3639 |
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