2024年11月5日(火)=一の酉、11月17日(日)=二の酉、11月29日(金)=三の酉、酉の市発祥の地である足立区の大鷲神社(おおとりじんじゃ)、台東区の長国寺・鷲神社(『浅草酉の市』)、新宿区の花園神社(『新宿酉の市』)、練馬区の練馬大鳥神社、府中市の大國魂神社で『酉の市』が行なわれます。
大鷲神社|足立区
所在地:東京都足立区花畑7-16-8
歴史:神仏習合の時代には、鷲大明神社称し、正覚院が別当(神社を管理する寺)
『酉の市』は大鷲神社が発祥とされ、長国寺・鷲神社などに広がったもの
花畑の大鷲神社・正覚院(足立区)を「上酉、本酉」、千住・勝専寺(しょうせんじ)を「中酉」、浅草の鷲神社・長國寺を「下酉、新酉」と称されていましたが、千住は廃絶しています
電車・バスで:東武スカイツリーライン谷塚駅から東武バス花畑桑袋団地行きで5分、草加記念体育館下車、徒歩8分
つくばエキスプレス六町駅から東武バス桜花小学校入口行きで8分、花畑六丁目下車、徒歩5分
鷲神社|台東区
所在地:東京都台東区千束3-18-7
歴史:神仏習合の江戸時代には、酉の寺・長國寺(ちょうこくじ)を別当に、現在長國寺に祀られる鷲の背に乗る妙見菩薩が本地仏(神である鷲大明神の本来の姿)とされていました
江戸時代後期には田んぼの中の酉の市といわれるのどかな光景でしたが、吉原、浅草寺が近くにあることで『浅草酉の市』として江戸随一の賑わいに
電車・バスで:東京メトロ入谷駅、つくばエキスプレス浅草駅から徒歩10分
花園神社|新宿区
所在地:東京都新宿区新宿5-17-3
歴史:江戸時代には別当・三光院の稲荷ということで、三光院稲荷、三光院別当稲荷社とも称され、内藤新宿(甲州街道の宿場)の鎮守として繁栄
京王線、小田急線のターミナル駅として発展し、酉の市も盛大なものに
電車・バスで:東京メトロ・都営地下鉄新宿三丁目駅から徒歩5分
JR・京王電鉄・小田急電鉄・東京メトロ・都営地下鉄新宿駅から徒歩10分
練馬大鳥神社|練馬区
所在地:東京都練馬区豊玉北5-18-14
歴史:江戸時代初期の正保年間(1645年~1648年)に、堺の大鳥大社(おおとりたいしゃ)から分霊を勧請して創建
電車・バスで:西武鉄道・都営地下鉄練馬駅から徒歩すぐ
大國魂神社|府中市
所在地:東京都府中市宮町3-1
歴史:律令時代の武蔵国の国府があった場所に鎮座し、国司が参拝した総社を前身とする大國魂神社ですが、『酉の市』は境内社・大鷲神社の祭礼
幕末の文久3年(1863年)、府中新宿町(現・宮町)に創建した大鷲神社が、明治の神社合祀により、明治43年、大國魂神社内の住吉神社に合祀されたものです
電車・バスで:JR南武線・武蔵野線府中本町駅、京王線府中駅から徒歩7分
東京で『酉の市』|2024 | |
開催日時 | 2024年11月5日(火)=一の酉、11月17日(日)=二の酉、11月29日(金)=三の酉 |
所在地 | 東京都 |
場所 | 大鷲神社、鷲神社、花園神社、練馬大鳥神社、大國魂神社 |
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