千葉県君津市、清和県民の森にある水遊びの人気スポットが、豊英大滝(とよふさおおたき)。君津市内に30ある滝の中でもっとも有名な滝で、上段7.5m、下段2.5mの2段式で幅は20mもある立派な滝。ただし夏休み中はアクセス道路がすれ違いできないほどの人気となるので、残暑回避の水遊びがおすすめです。
天然のウォータースライダーに挑戦!
房総半島を縦断する国道410号沿いに清和県民の森の管理事務所があり、そこが清和県民の森の入口。
そこから林道を走ると清和県民の森オートキャンプ場の先に豊英大滝が落ちています。
国土地理院の2万5000分の1地形図には大戸場滝という表記がありますが、豊英地区にある大きな滝ということで、豊英大滝と呼ばれています。
2段となって落ちる段滝の豊英大滝ですが、下段は、落差が2.5mで、傾斜の緩やかな下段部分が滝の斜面と水流を利用した水上滑り台に。
つまりは天然のウォータースライダーというわけで、これが子どもたちに大人気なのです。
清和県民の森の管理事務所から林道を走り、まずは和みの森(なごみのもり)駐車場に車を入れましょう。
そこからロッジ村方面に歩いた湯の沢橋の下に滝があり、湯の沢橋の脇に滝の入口案内板が立っています。
案内板に従えば、川まで降りることができます。
難点は、付近に専用の駐車場がないことで、夏休みは滝での水遊びを目的に訪れるファミリーも多いため、清和県民の森の管理事務所からの林道が大混雑となるのです(すれ違い時に車が脱輪するなどのトラブルも)。
水遊びで注意したいのは、まったく自然のままという点。
転倒などによる事故も発生しているので、子供から目を離すことは厳禁。
秋には水温も下がるので、体温管理にも留意を。
バーベキュー、焚き火など火の使用は禁止で、ゴミも持ち帰りましょう。
また、大雨の後、突然の雷雨などで増水することもあり、増水時はかなり危険です。
アブ、ハチ、ヒル、マダニなどにも十分な注意が必要。
アプローチは東京湾フェリー金谷港から30km、45分。
富津館山道路・鋸南保田ICからなら25km、35分ほどの道のりです。
残暑の秋に大注目! 豊英大滝の水遊び | |
名称 | 豊英大滝/とよふさおおたき |
所在地 | 千葉県君津市豊英659-4 |
関連HP | 君津市公式ホームページ |
ドライブで | 富津館山道路鋸南保田ICから約25km。東京湾フェリー金谷港から約30km |
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