【地図を旅する】vol.43 国道8本の起終点となる交差点が新潟に!

新潟市中央区にある本町交差点。新潟市のシンボル、国の重要文化財に指定されるレトロな石造橋の萬代橋(ばんだいばし)から西へ歩くと、そこが本町交差点。北前船で栄えた旧市街の中心的な場所ですが、なんとこの交差点は、国道8本の起終点で、「国道の聖地」とも呼ばれているのです。

国道の起点が5ヶ所、終点が3ヶ所

本町交差点の歩道に設置された道路元標

あまり知られていませんが、新潟県は明治16年〜明治25年の間、人口は160万人〜170万人で、東京府(当時)や大阪府を抑えて、全国の都道府県で人口1位を誇っていました。
国際貿易港として開港した新潟港、そして北前船という日本海の大動脈の拠点として繁栄していたのです。

その中心が信濃川河口の新潟で、本町交差点一帯は、信濃川、関屋分水路、日本海に囲まれた新潟島(にいがたじま)の中心地。
ここに、本町通り、古町通りなどの目抜き通り(商店街)、新潟県政記念館(新潟県会旧議事堂)、料亭などもあるのです。

新潟市のシンボル・萬代橋は、国道7号そして重複国道として国道8号、国道17号、国道113号、国道350号の橋。
それらの国道の起終点となるのが本町交差点です。

逆に西側は重複国道の国道116号、国道289号、国道402号の起終点となるので、合計8国道の起終点というただならぬ場所になっているのです。

加えていえば、北側が新潟県道565号(郷土資料館線)、南側の道が新潟市道一番堀通町本町通線ということで、国道は東西に走っていることがわかります。

関連する国道の起終点は以下の通りです。

  1. 国道7号(終点:青森県青森市)
  2. 国道8号(終点:京都府京都市下京区)
  3. 国道113号(終点:福島県相馬市)
  4. 国道289号(終点:福島県いわき市)
  5. 国道350号(佐渡島=海上国道経由、終点:新潟県上越市)
  6. 国道17号(起点:東京都中央区日本橋)
  7. 国道116号(起点:新潟県柏崎市)
  8. 国道402号(起点:新潟県柏崎市)

ユニークなのは国道350号で、本町交差点から3km先の新潟港フェリーターミナルから、佐渡汽船の航路が国道扱いになっています。

【地図を旅する】vol.43 国道8本の起終点となる交差点が新潟に!
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萬代橋

新潟市の旧市街と新市街を結ぶ全長307mのアーチ橋が萬代橋(ばんだいばし)。信濃川に架かるこの橋が、初めて建造されたのは、明治19年。当時は萬代橋(よろずよばし)と呼ばれた木橋で、全長782mと国内最長を誇っていました。当時の新潟県は日本で

新潟県政記念館

新潟県政記念館

新潟市中央区、白山公園横に建つレトロな建物が、新潟県政記念館。明治13年の新潟大火後の明治16年に建築された旧新潟県議会議事堂。明治初期の木造2階建ての洋風建築で、国の重要文化財に指定。信濃川をロンドンのテムズ川に見立て、英国風に建てられた

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ラジオ・テレビレジャー記者会会員/旅ソムリエ。 旅の手帖編集部を経て、まっぷるマガジン地域版の立ち上げ、編集。昭文社ガイドブックのシリーズ企画立案、編集を行なう。その後、ソフトバンクでウエブと連動の旅行雑誌等を制作、出版。愛知万博公式ガイドブックを制作。以降、旅のウエブ、宿泊サイトにコンテンツ提供、カーナビ、ポータルサイトなどマルチメディアの編集に移行。

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