高知県との県境にある徳島県海部郡海陽町、典型的なリアス式海岸の入江にサビ島、カゴリ島、与島、ウバ島、鈴ハエなど大小様々な小島が点在する景勝地が水床湾(みとこわん)。「南海の宝石」と称される亜熱帯ムードの漂う入江は、竹ヶ島海中公園に指定され、約40分で一周する海中観光船「ブルーマリン号」(竹ヶ島港出航)も運航。
竹ヶ島海中公園に指定された海中を探勝
宍喰浦にある化石漣痕は、3000万年~4000万年前の海底に堆積した土砂が波の模様を示したもの。地殻変動で地上に現れていますが、露出面積(高さ30m、幅20m)は日本一で国の天然記念物に指定されています。
「ブルーマリン号」船底の展望室からは、珊瑚やソラスズメダイ、チョウチョウウオ、クマノミなど熱帯魚、海中の美しい景観を鑑賞できます。
海鳥ではウミツバメやゴイサギ、ウミウなどを観察。
またシーカヤックで奇岩巡りを楽しむプランも可能。
ちなみに水床湾は、承平4年~承平5年(934年~935年)、紀貫之が土佐国司(土佐守)の任を解かれ京に戻る途中、停泊した風待ちの湊でもあるのです。
水床湾 | |
名称 | 水床湾/みとこわん |
所在地 | 徳島県海部郡海陽町宍喰浦 |
関連HP | 海陽町観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 阿佐海岸鉄道宍喰駅からタクシーで5分 |
ドライブで | 徳島自動車道徳島ICから約86km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | 海陽町観光協会 TEL:0884-76-3050 |
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