和歌山県都の和歌山市は、古代に紀の川の河口が瀬戸内海や大陸との交易の拠点となり、5世紀にはヤマト王権の外港ともなった場所。県下最大の古墳は墳丘長88mの天王塚古墳で、以下86mの、大日山35号墳と続きます。3つの古墳は国の特別史跡の岩橋千塚古墳群など、すべて和歌山市内にあります。
天王塚古墳
所在地:和歌山県和歌山市下和佐
墳丘長:88m(前方後円墳)
築造の年代:6世紀中葉(古墳時代後期)
史跡指定:国の特別史跡(岩橋千塚古墳群)
被葬者:大日山35号墳(6世紀前半)の後継となった紀伊における首長
車駕之古址古墳
所在地:和歌山県和歌山市木ノ本686-3
墳丘長:86m(前方後円墳)
築造の年代:5世紀(古墳時代中期)
史跡指定:和歌山県の史跡
被葬者:ヤマト王権と密接な関係を有し、紀の川の入口を押さえ、優れた航海術に支えられた交易で、瀬戸内海、そして大陸・朝鮮半島の窓口となった首長墓
大日山35号墳
所在地:和歌山県和歌山市鳴神
墳丘長:86m(前方後円墳)
築造の年代:6世紀前半(古墳時代後期)
史跡指定:国の特別史跡(岩橋千塚古墳群)
被葬者:紀伊における首長の墓
和歌山県の三大古墳とは!? | |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag