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岩瀬家の清水(皇國晴酒造)

岩瀬家の清水(皇國晴酒造)

富山県黒部市生地地区は、黒部川扇状地の末端にあたり、地区内各所に生活に利用される湧水があり、「黒部川扇状地湧水群」として環境省の「名水百選」に選定。その「名水百選」のなかで、唯一酒蔵に湧く清水が、岩瀬家の清水、皇國晴酒造(みくにはれしゅぞう)の銘酒「幻の瀧」の仕込み水としても使用されています。

環境省「名水百選」で、唯一酒蔵に湧く清水

皇國晴酒造は、岩瀬家の経営で創業当初は岩瀬酒造と称していました。
そのため湧水の名も岩瀬家の清水になっています。

湧き出す水は軟水と硬水の2種類の清水があり、飲み比べも可能。
皇國晴酒造では湧水を水洗いから仕込、蔵内の掃除にまで使っていますが、奥側の水(硬水)は仕込みには使えないとのことです。
皇國晴酒造は明治20年頃創業の老舗酒蔵で、「毎日気軽に飲んでいただける美味しいお酒」がモットーなんだとか。
小売部もあるのでお立ち寄りを。

皇國晴酒造の敷地内にあるため、休業日(日曜・祝日)には見学ができないのでご注意を。
隣接して弘法の清水(四十物町)があります。

名称 岩瀬家の清水(皇國晴酒造)/いわせけのしょうず(みくにはれしゅぞう)
所在地 富山県黒部市生地296
関連HP 皇國晴酒造公式ホームページ
電車・バスで あいの風とやま鉄道生地駅から徒歩30分
ドライブで 北陸自動車道黒部ICから約7km
駐車場 くろべ名水公園駐車場(58台/無料)などを利用
問い合わせ 皇國晴酒造 TEL:0765-56-8028
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

黒部川扇状地湧水群

富山県黒部市と入善町にまたがる黒部川の扇状地では各地で水が湧いています。これが地元で「ほりぬきの水」と呼ばれる北アルプス立山連峰の伏流水。環境省の名水百選にも選定されています。黒部市生地地区には、18ヶ所の湧水ポイントがあり生活に利用されて

前名寺の清水(前名寺天満宮)

富山県黒部市生地にある曹洞宗の寺、前名寺。菅原道真が太宰府に配流される際に道真の嫡子が描き、道真自身も日月の図と梅松を書き加えたという道真像(日月天神軸)が祀られるため、前名寺天満宮の名があります。寺の裏に湧水池があり、湧き出る前名寺の清水

清水庵の清水

富山県黒部市の生地(いくじ)地区は、黒部川扇状地の末端にあたり、豊富な湧き水が自噴する地。「黒部川扇状地湧水群」として環境省の名水百選にも選定されています。経妙寺の近くに湧くのが清水庵の清水(しょうず)。『奥の細道』途中、大垣へと向かう松尾

名水公園の清水(くろべ名水公園)

黒部川扇状地湧水群は、環境省の「名水百選」に選ばれ、それを記念して昭和63年、富山県黒部市生地(いくじ)の黒部漁港前に「くろべ名水公園」が造られています。公園は北アルプスから流れ出る湧水が黒部川を流れ下る様子を表現し、飲泉所も備わっています

絹の清水

隣にあった豆腐店(卯助ま)が絹ごし豆腐を作っていたことが名の由来という富山県黒部市生地の湧水が絹の清水(きぬのしょうず)。絹のような豆腐を生み出す清水という意で、今も生活用水として活用されています。黒部市生地地区は、黒部川扇状地の末端部分に

弘法の清水(四十物町)

黒部川扇状地の末端、富山県黒部市生地地区は、町中至る所で湧き水があり、公共の湧水施設だけで18ヶ所もあります。そんな生地で毎分500ℓ、2番目に湧出量が多い清水が四十物町の弘法の清水。弘法の清水という名前は生地地区内にも数あるので間違いやす

 

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