富山県中新川郡立山町、立山黒部アルペンルート途中、大観峰駅と黒部平駅間を結ぶ立山黒部貫光が経営する索道が立山ロープウェイ。途中に支柱が1本も設けられていないワンスパン方式では日本最長(1700m)のロープウェイで、大観峰駅(標高2316m)は、ロープウェイ駅舎としては日本第2位の高所です。
大観峰駅の屋上は展望台に!
立山連峰の黒部峡谷側に架る立山ロープウェイ。
氷河地形の立山東面で、春先には雪崩が多発すること、自然保護の観点などから途中に支柱のないワンスパン方式。
黒部平の駅舎地下に重錘(じゅうすい=巨大な重り)が隠され、ゴンドラやロープをその重りで支えています。
大観峰は、立山連峰の岩場にへばりつくようなかたちで駅舎が築かれ、日本アルプスという雰囲気を実感できます。
ロープウェイのゴンドラ、そして大観峰駅からは、黒部湖を眼下に、後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)のワイドな眺めが広がります。
大観峰駅の屋上は「大観峰雲上テラス」になっています。
下界で気温が30度を超えるような日でも、日中の最高気温が15度〜20度くらい。
うだるような毎日を過ごしていると気が付きませんが、上着の用意が必要です。
大観峰駅では立山トンネルトロリーバス(トロリーバスは、無軌条電車で、室堂駅は日本最高所の鉄道駅ということに、そして大観峰駅は第2位)に、黒部平駅では黒部ケーブルカーに接続しています。
黒部湖方面、室堂方面に向かう人のピークは、ともに13:00~15:00頃。
できれば、弥陀ヶ原、室堂に宿泊し、この時間を避けるのが賢明です。
なお、アルペンルート直営のホテル立山に宿泊すれば、大観峰駅の「大観峰雲上テラス」でご来光を眺める「ご来光バス」も運行。
取材協力/立山黒部アルペンルート、富山県
立山ロープウェイ | |
名称 | 立山ロープウェイ/たてやまろーぷうぇい |
所在地 | 富山県中新川郡立山町芦峅寺 |
関連HP | 立山黒部アルペンルート公式ホームページ |
電車・バスで | 富山地方鉄道立山駅、または、関電トンネル電気バス扇沢駅から立山黒部アルペンルート利用 |
ドライブで | 北陸自動車道立山ICから約25kmで立山駅駐車場。長野自動車道安曇野ICから約40kmで扇沢駐車場 |
駐車場 | 立山駅駐車場(900台/無料、混雑時は臨時駐車場を600台/無料を開設) 扇沢駐車場(350台/有料、230台/無料、混雑時は臨時駐車場を600台〜800台/有料を開設) |
問い合わせ | 立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド TEL:076-432-2819 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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