愛媛県今治市、瀬戸内しまなみ海道途中、来島海峡大橋の第二大橋と第三大橋の間にあります。芸予諸島の有人島で、瀬戸内しまなみ海道開通後に来島者が増えていますが、車で入島することは不可で、瀬戸内しまなみ海道の路線バスを利用し、バス停からエレベーターで島に降り立つ仕組みです。
しまなみ海道サイクリングでもエレベーターで島へ

江戸時代に大島から入植し、その後今治藩が馬の放牧を行なったことが馬島という島名の由来。
電気が通じたのも昭和46年のことで、平成20年の瀬戸内しまなみ海道の開通で、水道水も船による運搬から送水管での導水に代わりました。
瀬戸内しまなみ海道の来島海峡第二大橋と来島海峡第三大橋の間に馬島インターチェンジが設置されていますが、島民、緊急車両など関係者専用で、通行証がない人は利用できません。
そのため、島外者が立ち入る場合は、今治市波止浜港との間に定期航路を利用するのが一般的となっています。
ただし、ユニークな方法として、JR今治駅からせとうちバスの特急便・大三島行き(始発は松山市駅)、瀬戸内海交通の急行便大三島行きに乗車し(所要16分)、馬島BSで下車する方法があります。
バス停から、用意されたエレベーターで島に降り立つことができます。
しまなみ海道をサイクリングする場合でも、このエレベーターが利用可能。
バスは本数が多いので十分に日帰りも可能ですが、オールインクルーシブのグランピング施設「GLAMPROOKしまなみ」があり、滞在することも可能。
「GLAMPROOKしまなみ」にはホテルタイプの客室もあり、海産物をコース料理に仕立てた料理を味わうこともできます。

島民以外は「エレベーターで降りる島」が瀬戸内しまなみ海道に! | |
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