UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2024

UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2024

2024年2月10日(土)~3月17日(日)、静岡県島田市、榛原郡川根本町の大井川流域各所を舞台に、『UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川』を開催。大井川鐵道大井川線の無人駅周辺の集落の活性化を目的に開催されるもので、7回目となる今回は19作家30作品が登場します。

大井川鐵道の無人駅周辺にアートを設置

「無人と呼ばれる場に増えていく人の手の入らない空間と、無人と呼ばれる場で豊かに生きる人々の光。この2つを、現代アートを通じ可視化し、地域の再発見に導く取組み」ということで、「茶畑」、「防霜ファン」、「大井川」などの固有資源を題材とした作品、市内小学校が多数制作に参加した作品など、国内外で活躍する19組のアーティストによる計30作品が登場します。

UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2024
東弘一郎『茶畑のサイクリスト』

東弘一郎『茶畑のサイクリスト』は、抜里エリアの広大な茶畑を見渡すことのできる場所に、茶業には欠かせない防霜ファンをあらわした作品。
作品には乗ることができ、プロペラを回すことで、防霜ファンと同じ視線で美しい茶畑を体感することが可能。

UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2024
小山信徳『てのひら』

小山信徳『てのひら』は、7mの高さの巨大な手が茶畑に立つ作品。
竹を素材に作家が実際に2ヶ月間滞在して完成させた力作で、地域での温かな交流と関係性も表現されています。

UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2024
LEElsoo(イ・イス)『Flying Ddobok』

LEElsoo(イ・イス)『Flying Ddobok』は、韓国の作家が1ヶ月間ほど滞在して制作した作品で、大井川鉄道の無人駅である抜里駅舎に設置。
作家が失った愛犬をモチーフに、喪失と愛情のモチーフとして、出会いと別れを繰り返す駅舎に象徴的に設置されています。
滞在中、島田市と川根本町の住民約200人が一辺10cmの正方形のパネルに思い思いに描いた絵を一面に並べた『10×10project』も展示されています。

屋内作品の鑑賞は10:00~16:00、無料。

UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2024
開催日時 2024年2月10日(土)~3月17日(日)
所在地 静岡県島田市、榛原郡川根本町
場所 大井川鐵道無人駅周辺
関連HP UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2024公式ホームページ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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