松川遊覧船

松川遊覧船

富山県富山市、富山の中心、富山城址公園の脇を流れる松川(富山城を守った神通川の名残り)を舟でめぐるユニークな城下町探勝法が、松川遊覧船。乗船場所は、富山城址公園の松川茶屋で、春の桜開花中には「お花見遊覧船」として運航します。冬季は休航。

松川で30分間のお花見&歴史クルーズ

桜橋(国の登録有形文化財)、華明橋(かめいばし)、塩倉橋、七十二峰橋(しちじゅうにほうばし)、景雲橋(けいうんばし)、安住橋(あずみばし)、舟橋(ふなはし)と松川には7つの橋が架かり、上流の舟橋と下流のいたち川との合流点の間(片道約1.2km)を往復するもの。
当初「松川七橋めぐり遊覧船」と呼ばれたは、この7橋を巡るため。

国、富山県、富山市、地元経済界の支援で富山観光遊覧船が設立し、昭和63年4月に、地方活性の思いを込めて運航を開始し、富岩運河クルーズとともに今ではすっかり定着した遊覧船になっています。

「お花見遊覧船」として就航するのは、平成19年就航の「神通」平成27就航の「神通Ⅱ」。

富山弁の船頭さんから橋の名前の由来や解説を聞きながら30分間でのんびりと周遊。
予約の必要はありませんが、混雑時には列に並んでかなり待つことも(松川茶屋裏に公衆トイレがあります)。
乗船場所なる松川茶屋のある松川公園は、「日本さくら名所100選」にも選定。

周辺には富山城、富山市役所展望塔、富山市郷土博物館などもあるので、合わせて見学を。

松川遊覧船
名称 松川遊覧船/まつかわゆうらんせん
所在地 富山県富山市本丸1
関連HP 松川遊覧船公式ホームページ
電車・バスで JR・あいの風とやま鉄道富山駅から徒歩10分
ドライブで 北陸自動車道富山ICから約4km
駐車場 市営城址公園地下駐車場(108台/有料)
問い合わせ 松川遊覧船問合せ・予約センターTEL:076-425-8440
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
松川遊覧船『松川スプリングクルーズ』

松川遊覧船『松川スプリングクルーズ』|富山市|2024

2024年3月16日(土)、3月17日(日)、3月20日(水・祝)〜4月25日(木)、富山県富山市の松川で、松川遊覧船の『松川スプリングクルーズ』運航が行なわれます。かつて蛇行して流れていた神通川の旧河道の松川。3.9kmにわたって4

富山城(富山城址公園)

富山城は戦国時代に「冬の立山越え」で有名な佐々成政(さっさなりまさ)の居城だったもので、江戸時代には富山前田家の居城として、富山藩政の中心となった城。旧神通川と鼬川(いたちがわ)の合流する地の西、自然堤防の上に建っています。江戸時代以前は神

富山市役所展望塔

富山市役所展望塔

富山県富山市のキャッチフレーズは、「立山あおぐ特等席」。特等席のなかの特等席が、富山市役所展望塔で、エレベーターで上がった地上70m(床高68.55m)の展望塔からは、富山湾、富山平野、立山連峰を一望にします。音声ガイド付き望遠鏡も2台設置

富山市郷土博物館

富山市郷土博物館

富山県富山市、富山城の本丸跡に昭和29年に開催された『富山産業大博覧会』の記念建築物として建設された天守閣風の建物を再生したのが富山市郷土博物館。建物も戦災復興期を代表する建築物として、国の登録有形文化財に指定されています。富山城、富山藩の

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ