滝の拝

滝の拝

和歌山県東牟婁郡古座川町小川、和歌山県道43号(那智勝浦古座川線)沿いを流れる古座川支流、小川(こがわ)の200mにおよぶ岩床の水路状になった部分に落差8m滝が懸かり、周辺には甌穴(おうけつ=ポットホール)と呼ばれる穴が多数開くという奇観が滝の拝(たきのはい)。和歌山県の天然記念物に指定されています。

古座川支流小川にある奇観

滝の拝

滝の拝の滝(波伊の滝)近くに橋が架かり、橋上から滝や甌穴群を見学できます。
川床は、熊野層群下里累層の堆積岩(砂岩)で、浸食を受けて水路上の滝を形成しています。

毎年7月には滝の岸壁に無数のボウズハゼやヨシノボリが昇り、また6月中旬〜12月には滝壺に鮎が密集することから、餌を使わずに針と重りだけでアユを釣る「鮎のトントン釣り」が行なわれます(危険な岩場での釣りため古座川漁協の組合員のみ可能)。
川底に重りが「トン、トン」と当たることが名の由来とか。
隣接して「道の駅瀧之拝太郎」があり、古座川町の特産品、工芸品を販売。

滝の拝は、南紀熊野ジオパークのジオスポットにも選定されています。

滝の拝
名称 滝の拝/たきのはい
所在地 和歌山県東牟婁郡古座川町小川
関連HP 古座川町観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR古座駅からタクシーで25分
ドライブで 那智勝浦新宮道路那智勝浦ICから約40km。または、紀勢自動車道すさみICから約47km
駐車場 33台/無料
問い合わせ 古座川町観光協会 TEL:0735-70-1275/FAX:0735-70-1327
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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