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関門トンネル(関門国道トンネル)

関門トンネル(関門国道トンネル)

関門海峡をくぐり山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ国道2号の海底トンネルが関門トンネル(関門国道トンネル)。NEXCO西日本が管理する有料道路となっています。昭和12年に早くも試掘導坑の掘削が開始され、戦争を挟んで昭和33年に完成。山口県と福岡県の県境は関門海峡の海面下56m(車道)、58m(人道)に位置しています。

関門海峡を有料トンネルで渡る

関門海峡の最狭部である壇ノ浦と和布刈(めかり)間の早鞆の瀬戸(はやとものせと)に掘削された関門トンネル(関門国道トンネル)。
まさに源平が激突した壇ノ浦の戦いの海底に通じています。

全長は3461mあり、海底部の780mは、上部が車道、下部が人道となっていますが人道の入口はみもすそ川公園と車道とは離れた位置にあるので注意が必要(徒歩は無料)。
歩行者・軽車両・原動機付自転車は車道を通れません(50cc以下の原動機付自転車は人道トンネルを利用)。

下関側の入口は下関ICに隣接し国道2号本線、山口県道258号武久椋野線と接続。
下関ICのからのアプローチとなる山口県道57号下関港線とは接続していないなど高速道路側からのアクセスには注意が必要。

海上には関門橋が架かりますが、こちらは関門自動車道(高速自動車国道)の有料橋。

関門トンネル(関門国道トンネル)
名称関門トンネル(関門国道トンネル)/かんもんとんねる(かんもんこくどうとんねる)
Kanmon Tunnel
所在地山口県下関市椋野町
関連HPNEXCO西日本公式ホームページ
ドライブで中国自動車道下関ICから約1.5kmでトンネル入口
駐車場なし
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

関門橋

福岡県北九州市門司区と山口県下関市の間、関門海峡にかかる道路橋が、関門橋(かんもんきょう)。本州と九州を結ぶ吊り橋は、全長1068m、桁下の高さは61mで、昭和48年11月14日に開通。現在も関門海峡にかかる唯一の橋で、関門自動車道が通って

和布刈神社

関門海峡門司港側の和布刈(めかり)地区に建つ古社が和布刈神社。眼前は関門海峡でも一番幅が狭く潮の流れが速い早鞆瀬戸(はやとものせと)だ。社伝によれば神功皇后の三韓遠征凱旋時に創建といい、古代から関門海峡の守護神、大陸への玄関を守る西門鎮護の

関門トンネル人道

昭和33年に完成した関門トンネル(国道2号)は、世界初の海底トンネル。トンネル内部は2層になり、上が車道、下が徒歩用の関門トンネル人道になっています。全長780mの関門トンネル人道は、歩道入口までエレベーターが設置され、徒歩10分~15分で

みもすそ川公園

関門海峡、壇之浦に臨むのがみもすそ川公園。平家滅亡の舞台となった壇之浦合戦では、御裳川(みもすそがわ)沖は、幼帝・安徳天皇が入水した場所でもあるのです。関門海峡の最狭部に位置する一帯は公園となって関門橋(かんもんきょう)を見上げる絶景の地に

関門海峡を貫通する知られざる「豆トンネル」は、日本最初の海底トンネル!?

鉄道ツウでも意外に知らないのが、九州と本州の間にある、関門海峡の海底に通じる「豆トンネル」。関門海峡には関門鉄道トンネル(昭和17年開通)、関門国道トンネル(昭和33年開通)、関門橋(昭和48年)、山陽新幹線の新関門トンネル(昭和50年)が

 

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