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八ヶ岳高原ライン

八ヶ岳高原ライン

山梨県北杜市の小淵沢高原と長野県南佐久郡南牧村の野辺山高原を結ぶ山梨県道11号(北杜富士見線)・山梨県道615号(美し森清里線)の愛称が八ヶ岳高原ライン。このうち、小淵沢高原と大泉高原を結ぶ区間は、昭和51年10月9日に開通した八ヶ岳横断有料道路部分(平成13年10月9日無料化)。そのため八ヶ岳横断道とも呼ばれています。

小淵沢側はかつての八ヶ岳横断有料道路

川俣東渓谷に架る東沢大橋

八ヶ岳高原ラインのほか、八ヶ岳横断道、八ヶ岳公園道路などと呼ばれるのはそのため。
大泉高原の天女山へは、天女山入口からアクセス道路が伸び、山頂近くまで車で到達できます。
八ヶ岳高原ライン沿い、天女山から川俣東渓谷にかけて広がるのが山梨県立八ヶ岳牧場天女山分場で、172haの放牧地に、牛馬500頭ほどが放牧されています。
途中の管理事務所近くからなら、赤岳をバックにした放牧風景を目にすることができます。

この広大な梨県立八ヶ岳牧場天女山分場の一角を利用したふれあい牧場が、山梨県立まきば公園で、羊が放牧されるほか、まきばレストランで食事、喫茶も可能。

大泉高原と清里高原を隔てる大きな谷が、川俣東沢渓谷。この渓谷にかかる全長90mの東沢大橋は、八ヶ岳高原ラインのベストビューポイント。
駐車場に車を停め、橋上からの絶景を楽しむことができます。
山梨県内有数の新緑、紅葉の名所でもあり、新緑は例年5月〜6月が見頃。
紅葉はナラ、カエデ、カラマツ、ナナカマド、シラカバなどで、10月中旬〜11月中旬が見頃に。

清里高原でも最高所を走り、美森山(美し森)への入口からすぐ。
美森山(美し森)入口には天文台のある「清里高原ホテル」が建っています。
逆に美森山(美し森)入口から清里駅方面に下れば、清泉寮があります。

山梨県立まきば公園で、標高1400mほどの高所を走っているので、冬季や晩秋、春先などはコーナーの水たまりなどが凍結していることがあるので、早朝や夜間などの運転には注意が必要。

八ヶ岳高原ラインの山側に、山腹をトレッキングする八ヶ岳横断歩道も通じており、本州には珍しい、牧場の横断ルートにもなっています。

また、麦草峠で北八ヶ岳を越える国道299号、富士見高原、原村、小淵沢を結ぶ鉢巻道路と八ヶ岳高原ラインを使えば、八ヶ岳一周ドライブも可能です。

八ヶ岳高原ライン
名称 八ヶ岳高原ライン/やつがたけこうげんらいん
所在地 山梨県北杜市
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

山梨県立まきば公園

八ヶ岳の高原地帯を走り抜ける八ヶ岳高原ライン沿いにあるのどかな公園が山梨県立まきば公園。山梨県立八ヶ岳牧場の一部を公開したふれあい牧場で、10haもの草原に、めん羊や牛が放牧され、牧歌的な風景が広がっています。敷地内にはセンターハウス的な施

山梨県立八ヶ岳牧場天女山分場

山梨県北杜市、大泉高原の天女山(てんにょさん)と、清里高原の美森山(うつくしもりやま)を結ぶハイキングコースの途中、標高1100m~1700mに広がる172ha(放牧地)の大牧場が山梨県立八ヶ岳牧場天女山分場。大正15年に馬の放牧場として開

天女山

標高1528.8m、八ヶ岳から派生する尾根末端の小突起が、天女山。ちょうど大泉高原の最高所にあたります。八ヶ岳高原ラインから天女山山頂直下まで車で入ることができるので手軽に絶景を得ることができます。山頂からは南アルプス、奥秩父、富士山、さら

清泉寮

山梨県北杜市高根町清里、昭和13年、「清里開拓の父」ポール・ラッシュ(Paul Rusch)が、日本聖徒アンデレ同胞会指導者訓練キャンプ場として建てた施設が清泉寮。現在も、公益法人キープ協会が運営する清里農村センターの拠点施設ですが、農場産

美森山

八ヶ岳の主峰、赤岳(標高2899.2m)から派生した真教寺尾根の末端にある、標高1542.4mのピークが、美森山(うつくしもりやま/美し森山、美し森とも)。一帯は、レンゲツツジ、サラサドウダン、ヤマツツジの群落地で、6月の開花期には、まさに

紅葉絶景ドライブ(20)八ヶ岳高原ライン

八ヶ岳高原ラインと通称される山梨県道・長野県道11号(北杜富士見線)。中央自動車道小淵沢ICと清里高原を結び、八ヶ岳の高原地帯を走る道路で、八ヶ岳横断道、八ヶ岳公園道路、八ヶ岳高原道路という名もあります。かつての有料道路(八ヶ岳横断有料道路

清里高原道路・八ヶ岳高原大橋

山梨県北杜市、八ヶ岳南麓の大泉高原と清里高原を直結する、全長490mの八ヶ岳高原大橋を中心とする道路が清里高原道路。山梨県道28号(北杜八ヶ岳公園線)の愛称で、平成10年6月22日開通の清里高原有料道路が前身。通行料が少なかったこともあり、

 

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