第49回千葉の親子三代夏祭り｜2024

2024年8月17日（土）～8月18日（日）、千葉市で『第49回千葉の親子三代夏祭り』が開催。「こどもたちに夢を ふるさとづくり」をテーマに実施するイベントで土曜が前夜祭、日曜が本祭。1976年に千葉開府850年を記念して始まった夏祭りも、今では夏の風物詩としてすっかり定着しています。

「親子三代千葉おどり」がメインイベント

千葉市を美しくする会が主催の千葉の夏を飾る最大のイベント。
前夜祭の土曜日は、中央公園を会場にダンスパフォーマンスとライブ、屋台村。

本祭りの日曜は、千葉銀座通り、千葉中央一番街、栄町通りなどに会場を移し、開府の祖・千葉常胤をテーマとした関連イベントの武者行列、パレード、みこしや山車の渡御、よさこい鳴子踊りなどが行なわれます。
大綱武士絵巻は、長さ150mの大綱を200人対200人で引き合う、源頼朝ゆかりの「大綱引き」。
今年も栄町通りで実施されます。

フィナーレは、太鼓のリズムにあわせて2000人がで街を踊り歩く「親子三代千葉おどり」（栄町通り・千葉銀座通り・千葉中央一番街）でこれが祭りのハイライト。
当日の飛び入り参加もOKです。

第49回千葉の親子三代夏祭り　おもな行事日程

8月17日（土）前夜祭
11:00〜16:35＝ダンスパフォーマンス／中央公園ステージ
11:00〜20:00＝夏祭り屋台／中央公園
16:35〜20:00＝食楽ICHIBA（ライブ）／中央公園ステージ

8月18日（日）本祭り
13:10〜18:00＝チーバくんと千葉おどり／通町公園・千葉神社
13:30〜19:00＝千葉氏コーナー／文化センター交差点（三井ガーデンホテル側歩道）
13:45〜14:00＝武者行列／千葉銀座通り・千葉中央一番街
14:00〜14:40＝パレード／千葉銀座通り・千葉中央一番街
14:40〜15:55＝よさこい鳴子踊り／千葉中央一番街
15:35〜17:48＝みこし・山車／千葉銀座通り・千葉中央一番街
17:05〜18:00＝大網武士絵巻（大網引き）／栄町通り
18:40〜19:50＝親子三代千葉おどり／千葉銀座通り・千葉中央一番街・栄町通り

1126年に千葉常重が亥鼻に館を築いたことが千葉の開府

千葉市によれば、千葉の開府は、「大治元年（1126年）に千葉常重（ちばつねしげ）が亥鼻付近に館を構えたこと」を指すのだとか。

大椎常兼の息子、常重は平安時代後期の大治元年6月1日に現在の千葉市中央区亥鼻付近に本拠を移し（『千学集抜粋』）、武士団を形成。これが千葉氏のルーツで、千葉の開府としています。さらに6月1日は、都市としての千葉が誕生した「千葉開府の日」と定めています。

そして千葉常重の子、常胤は、石橋山の戦いに敗れ房総に逃れた源頼朝を支え、筆頭御家人として活躍。一族の繁栄の基礎を築きます。