日本最大のサファリパークは、大分県宇佐市の高原地帯（流紋岩の溶岩台地）にある九州自然動物公園アフリカンサファリ。面積は115haという広大さです。有名な富士サファリパークでも74haなので、まさに雄大。しかも高原に広がる草原は、本場アフリカのサバンナ（savanna）にもかなり似た感じです。
溶岩台地の草原地帯がサファリパークに！
別府の温泉街からも近い立地の九州自然動物公園アフリカンサファリ。
鶴見岳の北方、テーブル状に広がる流紋岩の溶岩台地の草原地帯をサファリパークとして整備したもの。
熱帯長草草原地帯がサバンナなので、温帯の草原では「疑似サバンナ」ですが、火山性の草原地帯という点では、タンザニアの「ンゴロンゴロ保全地域」（Ngorongoro Conservation Area）と安心院高原は似た雰囲気の草原地帯。
「ンゴロンゴロ保全地域」は、巨大なカルデラの内部で、草原内にシマウマ、ヒョウ、チータなどが生息し、世界遺産にもなっていますが、火山に由来する景観という点では似たものがあります。
九州自然動物公園アフリカンサファリは、九州唯一のサファリパークとして昭和51年5月29日に開園した歴史あるサファリで、文字通り「アフリカのサファリ」を広大な草原に具現化したもの。
自家用車やジャングルバスを利用してグランドシマウマ、ライオン、チーター、アミメキリンなどの野生動物を観察する「サファリゾーン」も、車両（全長6kmもの道路）と動物との間にも柵がなく、まさに本場のサファリのような雰囲気です。
人気のジャングルバスでは餌あげ体験も可能ですが、乗車券は当日先着順での販売（午前中で売り切れることも）。
ジャングルバスの乗車時間は50分ほど。
マイカーの場合の所要時間は一周30～40分程度ですが、入園中はサファリゾーンを何度でも周回できるので、かなりお得（入園料のみで利用可能）。
画像協力／大分県
| 日本最大のサファリパークは、九州に！ しかも本場「サファリ」にそっくり | |
| 名称 | 九州自然動物公園アフリカンサファリ／きゅうしゅうじどうしゃどうあふりかんさふぁり |
| 所在地 | 大分県宇佐市安心院町南畑2-1755-1 |
| 関連HP | 九州自然動物公園アフリカンサファリ公式ホームページ |
| 電車・バスで | JR別府駅から亀の井バス安心院方面行きで40分、アフリカンサファリ下車すぐ |
| ドライブで | 東九州自動車道別府湾スマートICから約7km。大分自動車道由布院スマートICから約7km |
| 駐車場 | 1500台／無料 |
| 問い合わせ | 九州自然動物公園アフリカンサファリ TEL:0978-48-2331／FAX:0978-48-2330 |
| 掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 | |
