旧寒風山トンネル

旧寒風山トンネル

愛媛県西条市と高知県吾川郡いの町の境、昭和39年に国道194号のトンネルとして開通したのが寒風山隧道。平成11年4月17日に四国最長の道路トンネルでもある寒風山トンネル(新寒風山トンネル)が開通したことにより、旧寒風山トンネルと通称されていますが、市道として現役のトンネルです。

高知県川出口で瓶ヶ森林道(UFOライン)に接続

旧寒風山トンネル

標高1120 m地点に位置する全長945mのトンネルが旧寒風山トンネル(寒風山隧道)で、開通により、西条市と高知県側が結ばれましたが、トンネルの両側は急峻な四国脊梁山脈の林間を縫う悪路で、大雨による通行規制が行なわれたり、冬季には雪による路面の凍結で不通になることの多いルートでした。

旧寒風山トンネル高知県側出口から石鎚スカイライン終点まで延長27kmの舗装林道・瓶ヶ森林道(かめがもりりんどう/UFOライン)が通っているので、旧寒風山トンネル経由で瓶ヶ森林道という観光ルート上に位置しているため、旧国道とはいえ利用者が多いのが特徴です。
愛媛県側の旧国道は、西条市道加茂24号線で、旧寒風山トンネルを含め、路面凍結の恐れから例年12月下旬〜3月下旬まで通行止めになっています。

旧寒風山トンネル南口駐車場(高知県吾川郡いの町桑瀬)は、寒風山登山口にもなっていて、天気の良い土・日曜、祝日には「CAFE BASE」も営業。
「標高1100mの山岳小屋CAFE」がキャッチフレーズで、自家焙煎ミル挽きコーヒーが自慢です。

旧寒風山トンネル
名称 旧寒風山トンネル/きゅうかんぷうざんトンネル
所在地 愛媛県西条市藤之石己〜高知県吾川郡いの町桑瀬
ドライブで 松山自動車道いよ西条ICから約35km。高知自動車道伊野ICから約68km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
瓶ヶ森林道(UFOライン)

瓶ヶ森林道(UFOライン)

高知県吾川郡いの町、西日本最高峰の石鎚山を眺望する全長27kmの林道が、瓶ヶ森林道(かめがもりりんどう)。正式名称は、いの町道瓶ヶ森線ですが、地元ではUFOライン、町道瓶ヶ森線と呼ばれています。石鎚スカイラインに接続し、四国山地の尾根を走る

 

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