愛知県豊田市東広瀬町、矢作川沿いの愛知県道350号(北一色東広瀬線)・広梅橋のたもとに位置する駅跡が、三河広瀬駅跡。名鉄三河線の駅で、平成16年4月1日、猿投駅(さなげえき)~西中金駅間の廃止に伴い廃駅になっています。旧駅舎ではカフェも営業。
現存する駅舎は「旧三河広瀬駅カフェ」に転用
昭和2年9月17日、三河鉄道の枝下駅~三河広瀬駅駅間開通に伴い開業した駅で、昭和16年からは名古屋鉄道三河線の駅に。
名鉄三河線の廃止区間(猿投駅~西中金駅)の駅の中では数少ない駅舎が現存する場所で、起点駅の西中金駅とともに駅舎とホームが国の登録有形文化財に指定されています。
往時には広瀬やなへの観光客を迎え入れるだけでなく、耐火レンガの材料である木節(きぶし)粘土など、貨物輸送も担っていました。
そのため40mのホームを80mに延長しています。
駅舎は五平餅やお茶などを味わえる「旧三河広瀬駅カフェ」に転用され、駅前は豊田市や足助などを結ぶ「とよたおいでんバス」のバスターミナルになっっています。
駅前では土・日曜に「広瀬駅前ひろば産直市場」も開催。
三河広瀬駅跡 | |
名称 | 三河広瀬駅跡/みかわひろせえきあと |
所在地 | 愛知県豊田市東広瀬町神田42-5 |
ドライブで | 猿投グリーンロード枝下ICから約1km |
駐車場 | あり/無料 |
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