愛知県名古屋市北区、名城公園の北園にある最大収容人数1万7000人を誇る日本最大級のアリーナが、IGアリーナ(愛知国際アリーナ)。スポーツ観戦に適したオーバル型の客席とコンサートに適した馬蹄型客席配置を融合させたアリーナで、大相撲名古屋場所やフィギュアスケートのGPファイナルも開催。
日本初の本格的な「グローバル・スマートアリーナ」

アリーナが建つ名城公園・北園は、もともと名古屋城を取り囲む沼地だった地。
明治5年、名古屋城一帯は陸軍省の管理となり、沼地も埋め立てられて陸軍第三師団の練兵場となりました。
戦後の都市計画で名城公園が誕生。
東京オリンピック開催の昭和39年には二の丸に愛知県体育館が建設されましたが、国際大会を開催する国際水準に満たされていないこと、老朽化の問題でスケールアップした施設の建設が望まれました。
そのため、場所を二の丸から北園に移し、国際的な大会にも対応し、さらにはコンサートなどにも使えるというハイブリット仕様のアリーナとして築かれたのがIGアリーナ(愛知国際アリーナ)です。
従来は愛知県体育館が会場だった大相撲の七月場所(名古屋場所)も、IGアリーナで開催され、2025年の七月場所がアリーナの杮落し(こけらおとし)のイベントとなりました。
さらに、2025/2026 ISUグランプリファイナル、2026年アジア競技大会など、国際大会にも使われ、名古屋の新しい顔となっています。
またB1リーグ所属クラブ「名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」のホームアリーナに。
IGという名は、イギリスが本拠地のIGグループ・ホールディングス(IG証券が有名)のネーミングライツから。
最大収容人数1万7000人。
外観と内観の一部は、建築家・隈研吾がデザイン。
天井高30m、スポーツ観戦に適したオーバル型とコンサート鑑賞に適した馬蹄型を融合させたハイブリッドオーバル型で、ドコモのミリ波基地局、「Wi-Fi 7」、IOWN APNなど、ネットワークも充実させたスマートアリーナともなっています。
注目の「なごやめし」も味わえる20店舗の飲食店が入居しているので、こちらも注目です。

| IGアリーナ | |
| 名称 | IGアリーナ/あいじーありーな |
| 所在地 | 愛知県名古屋市北区名城1-2-22 |
| 関連HP | IGアリーナ公式ホームページ |
| 電車・バスで | 名古屋市営地下鉄名城公園駅から徒歩すぐ |
| 駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
| 掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 | |










