嬬恋村は、浅間山麓の標高700m~1400mに広がる日本一の夏秋キャベツの産地。広大なキャベツ畑を走る広域農道がキャベツロードと呼ばれる「つまごいパノラマライン北ルート」。その途中には『キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ』(キャベチュー)イベントが毎年9月に開催される「愛妻の丘」があります。
『キャベチュー』開催時期はキャベツ出荷の最盛期
JAつまごいによれば、「キャベツの生育に一番適した温度は15度~23度くらい。これは標高の高い嬬恋村の6月~9月の平均気温と同じ。そのため夏の時期にキャベツは浅間高原で作られ、嬬恋の高原野菜の代名詞になっています。嬬恋村の標高700m~1400m地帯はキャベツ作りに最適なんです」とのこと。嬬恋村のキャベツは6月上旬に「はるかぜ」の出荷が始まり、7月上旬「やわらかキャベツ」、7月中旬の「高原キャベツ」と続きます。
『キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ』(キャベチュー)イベントが開催される9月上旬は、キャベツ出荷の最盛期。8月~9月には、1日10万~20万ケース、年間1000万ケース以上が全国各地に出荷されています。
走れど、走れどキャベツ畑のパノラマライン
NHK連続テレビ小説『ファイト』(平成17年)のロケ地にもなったキャベツ畑ですが、走れど、走れどキャベツ畑という道が「つまごいパノラマライン北ルート」。
もともとは、国営嬬恋幹線道路・浅間広域農道という国策で造られた広域農道です。平成14年に農林水産省から嬬恋村に移管され、嬬恋村道となっていますが、 北海道的な光景が展開するため、ツーリングにも人気の道になっています。
群馬県道59号草津嬬恋線交差点から国道144号までを結ぶ20kmが「つまごいパノラマライン北ルート」ですが、国道144号の合流点からさらに「つまごいパノラマライン南ルート」に接続するため、全長35kmのロングキャベツ畑ドライブが可能です。
愛妻の丘 | |
名称 | 愛妻の丘/あいさいのおか |
所在地 | 群馬県吾妻郡嬬恋村田代大横平 |
関連HP | 嬬恋村公式ホームページ |
ドライブで | 上信越自動車道碓氷軽井沢ICから約46km。つまごいパノラマライン北ルートは冬期間(12月上旬~4月上旬)閉鎖 |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | 嬬恋村観光商工課 TEL:0279-96-1515 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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