秋田県男鹿市の男鹿半島、入道崎の突端に立つ白と黒のツートンカラーのが入道埼灯台。北緯40度線上の灯台として、太平洋側の陸中黒埼灯台(岩手県普代村)と対をなしています。明治31年に初点灯した灯台は、「日本の灯台50選」にも選ばれています。グリーンシーズンには内部が見学できる参観灯台となっています。
白黒のツートンカラーの線数、バランスにも注目を
入道埼灯台は沿岸灯台で、陸との距離、船舶が自船の位置を確認する指標となってきました。
明治31年11月8日初点灯。
初代の灯台は六角形の鉄塔でした。
昭和26年、コンクリート造の灯塔に改築。
灯高27.92m、灯火標高は57.00m、光達距離20.0海里(約37.0km)。
昭和47年5月に無人化されています。
白黒のツートンカラーも当初は、黒と白がそれぞれ4本でしたが、昭和61年に灯台は白色というイメージを崩さないための全国統一ルールができた後、白色の比率が多くなるようになるべく同じ太さで、白に始まり白で終わらせようと、現在の白4本,黒3本に変更されています。
ちなみに、黒白を何本に塗り分けるかは、目標物として利用されるときに、最も目立つようにするため、灯台によって異なっています。
燈光会により、灯台資料展示室も併設され、灯台に関する貴重な資料や大型レンズが展示されています。
入道埼灯台 | |
名称 | 入道埼灯台/にゅうどうざきとうだい |
所在地 | 秋田県男鹿市北浦入道崎 |
関連HP | 男鹿市公認観光情報サイト |
電車・バスで | JR羽立駅から秋田中央交通バス入道崎行きで54分、終点下車、すぐ |
ドライブで | 秋田自動車道昭和男鹿半島ICから約42.1km |
駐車場 | 1000台/無料 |
問い合わせ | 男鹿市観光協会 TEL:0185-24-4700 |
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