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青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青森県青森市の青森港に係留される、青函連絡船が八甲田丸。昭和39年に就航し、青函トンネル開通による昭和63年3月13日の終航まで、青森と函館を結び、人と列車を運び続けた鉄道連絡船で、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸として公開されています。

青函連絡船の終航まで活躍した八甲田丸を保存公開

5382.65t、全長132.0m、全幅17.9m、旅客定員1286名、積載車両48両、使用エンジンは川崎MAN単動4サイクルトランクピストン排気ターボつきディーゼルエンジン(1600馬力8基)。

昭和20年7月14日~15日の青森・函館空襲で、青函連絡船は全滅。
戦後、「洞爺丸」、「羊蹄丸」、「摩周丸」、「大雪丸」が就航しますが、昭和29年9月26日、台風15号により洞爺丸転覆、他4隻も沈没(死者・行方不明者1430名)。

それを受けて、昭和39年5月、新造客載車両渡船「津軽丸」、8月「八甲田丸」就航(同年10月「東京オリンピック」開催)。

船内は地下1階(第二甲板)から4階(航海甲板)までの5層で、2階(船楼甲板)が乗船口。
2階(船楼甲板)、3階(遊歩甲板)には、普通船室(桟敷席、椅子席)、グリーン船室(桟敷席、指定椅子席、自由椅子席)、寝台室などの一部が残されています。
3階(遊歩甲板)には青函連絡船記念館、青函ワールド、津軽海峡文化コーナー、船長室、4階(航海甲板)に操舵室、通信室、煙突展望台が配されています。

1階〜3階のみエレベーターがあり、その他は階段での移動。
3階は通路が狭いため、注意が必要です。

1階が列車をそのまま積載した車両甲板で、当時北海道で特急として使用されたキハ82形特急形気動車、郵便車スユニ50、積み下ろし作業用の控車国鉄ヒ600形貨車4両などが展示されています。

煙突のファンネルマーク(ファンネル=煙突)は、運航末期のJRマーク(JR=Japan Railways)から国鉄時代のJNRマーク(JNR= Japanese National Railways/日本国有鉄道)に復元されています。

八甲田丸の青森駅側には、往時、列車の積載に利用した青函連絡船青森桟橋可動橋跡もあるので、お見逃しなく。

現在、残念ながら船内でのレストラン営業はありません。
観覧チケットは、単独券のほか、八甲田丸とワ・ラッセの共通券、八甲田丸、アスパム、ワ・ラッセ 共通券があります(3館とも徒歩数分で移動可能)。

函館港には「函館市青函連絡船記念館摩周丸」として、「津軽丸」、「八甲田丸」に続いて、津軽丸型の第5船として就航した「摩周丸」が係留保存されています。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
名称 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸/せいかんれんらくせんめもりあるしっぷはっこうだまる
所在地 青森県青森市柳川1-112-15地先
関連HP 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸公式ホームページ
電車・バスで JR青森駅から徒歩5分
ドライブで 東北自動車道青森中央ICから約5.7km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 TEL:017-735-8150/FAX:017-735-8170
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

青い海公園

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青森県観光物産館アスパム

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青森県観光物産館アスパム・13階展望台

青森県青森市、青森港に臨んで建つ青森県観光物産館アスパム。青森(Aomori)の頭文字である「A」をかたどった三角形の外観が特徴で、地上51m部分の13階展望台は、有料施設ながら、青森港、青森市街を眼下に、快晴なら北海道まで眺望できます。晴

函館市青函連絡船記念館摩周丸

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津軽海峡冬景色歌謡碑|青森市

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青函連絡船青森桟橋可動橋跡

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青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸・キハ82

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青函連絡船戦災の碑

青森県青森市、青森港の青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸、青函連絡船青森桟橋可動橋跡近くに立つのが、青函連絡船戦災の碑。北海道と本州を結んで物資、人員を運んだ青函航路は、戦時下ではアメリカ軍の標的となり、多くの尊い人命と連絡船を失っています

 

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