青森県青森市三内丸山にある世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群 」(17ヶ所の遺跡で構成)の中核となる遺跡が三内丸山遺跡。その入口にある入場ゲートを兼ねたガイダンス施設が三内丸山遺跡センター(縄文時遊館)。三内丸山遺跡から出土した遺物なども展示されています。
縄文時代の暮らしぶり、縄文人の精神性を知る
三内丸山遺跡の入場は、入口の三内丸山遺跡センターで「遺跡を含む常設展の観覧料」を払う仕組み(特別展・企画展は別途観覧料金が必要)。
この観覧料で、遺跡と縄文時遊館の展示を観覧できる仕組みです。
常設展示室「さんまるミュージアム」では、大型板状土偶や縄文ポシェット(編かご)などの国の重要文化財が展示されるほか、人形を使って竪穴建物内での暮らしのようすを再現するなど、縄文人の生活を再現した展示が行なわれ、縄文時代の暮らしぶりがよくわかります。
出土品は、重要文化財500余点を含む1700点ほどが展示され、「縄文人のこころ」コーナーでは、縄文人の精神性にも迫っています。
体験工房では、縄文ポシェット作り、編布(アンギン)作り、板状土偶作り、まが玉作り、再生琥珀のペンダント作りなどが可能(手軽な料金設定で体験可能)。
また、三内丸山応援隊のボランティアガイド(無料、所要50分、定時ガイド)の集合場所も縄文時遊館内の有料エリアにあり、時遊トンネルを抜けて遺跡に出ていきます。
ミュージアムショップ(有料エリア内)では、縄文グッズ、縄文体験キットなどを販売。
土産コーナーの「あおもり北彩館 三内丸山店」、「れすとらん 五千年の星」は無料エリアにあり、外来利用が可能(休業日は三内丸山遺跡センターと同じ)。
三内丸山遺跡センター(縄文時遊館) | |
名称 | 三内丸山遺跡センター(縄文時遊館)/さんないまるやまいせきせんたー(じょうもんじゆうかん) |
所在地 | 青森県青森市三内丸山305 |
関連HP | 特別史跡 三内丸山遺跡公式ホームページ |
電車・バスで | JR青森駅から青森市営バス三内丸山遺跡前経由免許センター行きで30分、三内丸山遺跡前下車、すぐ |
ドライブで | 東北自動車道青森ICからすぐ |
駐車場 | 641台/無料 |
問い合わせ | 三内丸山遺跡センター TEL:017-766-8282 /FAX:017-766-2365 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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