阿修羅の流れ
明治の文豪、大町桂月(おおまちけいげつ)が「幽渓の寂漠を破って壮観比なし」と記した奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)を代表する景観が阿修羅の流れ(あしゅらのながれ)。大町桂月はとくに阿修羅の流れ上流の「川千島」を奥入瀬渓流…
明治の文豪、大町桂月(おおまちけいげつ)が「幽渓の寂漠を破って壮観比なし」と記した奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)を代表する景観が阿修羅の流れ(あしゅらのながれ)。大町桂月はとくに阿修羅の流れ上流の「川千島」を奥入瀬渓流…
十和田湖の湖上遊覧を行なう十和田湖遊覧船は、十和田観光電鉄が運航。奥入瀬渓谷の入口である子ノ口(ねのくち)から御倉半島、中湖(なかのうみ)、中山半島を巡って十和田湖観光の中心地、休屋(やすみや)に至るコースと、休屋を起点…
二重カルデラ湖である十和田湖の自然を解説する環境省のビジターセンターで十和田湖の観光の中心、休屋(十和田市)に建っています。十和田八幡平国立公園の野鳥、動物、植生、十和田湖の成り立ちなどを模型、標本、地図などでわかりやす…
十和田湖の北岸、湖を取り囲む外輪山のひとつ御鼻部山山頂(標高1010.8m)にある展望台。十和田湖の三大展望台(瞰湖台、発荷峠、御鼻部山展望台)のなかではもっとも標高が高い場所に位置しています。奥入瀬(おいらせ)を走り抜…
十和田湖を眺める三大展望台(瞰湖台、発荷峠、御鼻部山展望台)のうちのひとつ。休屋と宇樽部(うたるべ)の間、御倉半島(おぐらはんとう)と中山半島に囲まれた水深327mという中湖(なかのうみ)を眼前にするカルデラの絶壁の上に…
岩手県一関市にある旧沼田家武家住宅(旧沼田家武家屋敷)は、江戸時代後期に一関藩の家老職を務めた沼田家の旧宅。寄棟造りの直屋(すごや)形式で、磐井川は、昭和22年〜23年の「アイオン・カスリン台風」など何度も氾濫しましたが…
岩手県一関市の須川高原温泉は栗駒山(1626.7m)の北、秋田との県境、標高1126mの高原に湧く一軒宿の温泉で日帰り入浴も可能。国内有数の強酸性の明ばん緑ばん泉という泉質を誇り、胃腸病、婦人病、呼吸器病などに効能があり…
岩手県一関市にある中尊寺に現存する荘園絵図『陸奥国骨寺村絵図』(国の重要文化財)に記された荘園(しょうえん)の景観が現存する中世の遺跡が、骨寺村荘園遺跡(ほねでらむらしょうえんいせき)。国の史跡に指定されるだけでなく、「…
岩手県一関市川崎町の北上川河畔(北上川薄衣堤防、北上大橋付近)を会場に毎年送り盆に合わせ8月16日頃に行なわれる花火大会が『おらが自慢のでっかい花火』。上空で直径500mにもなる2尺玉、スターマイン、水中花火を含む1…
岩手県の最南端に位置し、盛岡市に次ぐ第二の都市が一関市。古くから関所が築かれていたのが地名の由来ということからわかるように、東北の要衝として発展した町です。後期旧石器時代の花泉遺跡に始まり、平安時代の坂上田村麻呂の東征、…
岩手県出身の詩人で童話作家の宮沢賢治(宮澤賢治)。そのミュージアムは故郷の花巻市にもありますが、一関市にある「石と賢治のミュージアム」は、盛岡中学校時代から鉱物に興味を持ち、昭和6年、東北砕石工場花巻出張所の開設で技師と…
厳美渓(岩手県一関市)の名物となっているのが郭公屋の「郭公だんご」。厳美渓の中心、天工橋南詰めから上流・長者滝橋側に厳美公園の園地を歩くと、磐井川の対岸へとロープが架かっていることに気が付きます。このロープを使い、籠にの…
中の湯ゲートの先から通年マイカー規制が実施される上高地ですが、その探勝の起点となるのが上高地バスターミナル。マイカーの場合は、梓川沿いの沢渡(さわんど)または岐阜県側の平湯駐車場(アカンダナ駐車場)から路線バス、タクシー…
岩手県一関市の景勝地、厳美渓(げんびけい)は栗駒山を源に流れる磐井川の渓谷。奇岩、怪石が2kmに渡って続き国の天然記念物に指定されています。須川岳爆発の初期に噴出、堆積した石英安山岩が急流に削られ美しい峡谷となったもの。…
上高地、明神池の入口に建つのが嘉門次小屋。上高地が上河内、神河内と書いていた明治13年に創建した猟師小屋が前身。近代登山の黎明期に活躍した名ガイド・上條嘉門次ゆかりの小屋です。登録有形文化財になった山小屋は、宿泊も可能で…
上高地、穂高神社(ほたかじんじゃ)の奥宮の神域内にあり、荘厳なムードを漂わせる明神池(みょうじんいけ)。ここは穂高神社の神域なので、拝観料を入口で支払い、散策します。針葉樹林に囲まれたひょうたん形の池で、池畔には遊歩道も…
上高地を流れる梓川の清流に架かる幅3.6m、長さ30mの吊り橋は、上高地のシンボル的存在で、人気の撮影スポット。日中は混雑するので、上高地に宿泊し、人気の少ない朝がおすすめの時間帯。昭和2年には芥川龍之介がこの橋をヒント…
その名の通り、大正4年の焼岳大爆発の際に、梓川がせき止められてできた池が大正池。池に点在する立ち枯れた木と、静寂な水面に映し出された穂高連峰、焼岳の光景は実に美しく絵になる光景。朝もやが枯れ木の間を流れていくさまも神秘的…